対戦相手は広島東洋カープで、試合はヤクルトが7対4で勝利した
下川投手は、アンダースローからの投球スタイルで知られている
アンダースローとは、腕を下から上に振る投球法のことで、相手打者にとっては独特の球筋となり、打ちにくい特徴がある
初めて先発マウンドに立ったのはプロ入り2試合目であり、この試合では5イニングを投げ、8安打3失点という成績を収めた
特に注目されたのは、4回の攻撃での貢献だった
広島の先発投手、常広から右中間に二塁打を放ち、これがプロ初安打となった
自身の打撃でチャンスを作り出し、得点まで生還してプロ初得点を記録
この結果、下川選手は投手としてだけでなく、バッターとしてもチームに貢献した
試合後のお立ち台で下川投手は「勝ち越されなくて良かったです」と語り、初の勝利の瞬間に喜びを感じている様子を見せた
また、「楽しかったです」ともコメントし、プロ初勝利を祝う雰囲気をさらに暖かくした
下川選手は、昨年イースタン・リーグに新規参入したオイシックスチームに所属し、そこで最多奪三振を記録する活躍を見せた
育成ドラフトの3位でヤクルトに入団し、5月1日に支配下登録を果たす
6月1日のDeNA戦ではプロ初登板、初先発を果たし、その後も中継ぎ登板を3試合こなしてきた
下川隼佑投手のプロ初勝利は、育成出身の選手にとって大きな励みとなります。特にアンダースローという投球法は、打者にとって打ちづらさを生む魅力があります。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説
- アンダースローとは?:アンダースローは、腕を下から振り上げる投球スタイルで、特に独特な軌道を持つため、打者にとって打ちにくい。投手の個性が強く出る投球法の一つ。
- 初安打とは?:プロ選手として初めて記録した安打のことを指し、この達成は選手にとって大変重要で、キャリアの中で特別な瞬間となる。
- 支配下登録とは?:育成選手が正式にプロチームの一員として登録されることで、試合に出場する権利を得ることを意味する。

