中日・松葉貴大 投手の奮闘も勝利に結びつかず

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◇31日 DeNA2―0中日(横浜) 中日ドラゴンズの松葉貴大投手が31日の試合で先発し、6イニングを投げて3安打1失点という内容で試合に臨みました

この試合では、味方の打撃陣からの支援が得られず、今季9敗目(7勝)を喫しました

試合が進む中、松葉は「自分の投球内容に関しては、正直どうでもいい

チームが勝てなかった

それだけです」と語り、強い悔しさを滲ませました

年齢35歳の松葉にとって、個人のパフォーマンスよりもチームの勝利が最優先であることは、まさにプロの意識を表しています

松葉は8月17日のDeNA戦以来、2週間ぶりの一軍マウンドとなりましたが、初回には制球に苦しみ、先頭打者の蝦名選手に二塁打を許し、その後も2四球で無死満塁の状況を招きます

このピンチで、4番のオースティン選手に遊ゴロ併殺打を打たれ、1点を失いました

しかし、翌2回には無失点に抑えるものの、再度無死二、三塁のピンチを迎えます

松葉は低めに球を集めることが得意な左腕ですが、その持ち味は影を潜めていました

それでも彼は、攻める姿勢を持って投げ続け、3回以降は相手打線から安打を許さなくなります

この試合で松葉は6イニングを投げて3安打1失点の好投を見せましたが、結局チームは勝てなかったため、個々の努力が報われない結果となりました

開幕から投げ続けてきた松葉は、前半戦では主戦級の働きをし、今季の投球回は136⅔イニングに達しました

これは彼自身のキャリアハイを更新するもので、初の規定投球回達成も視野に入っています

ただし、松葉自身は「シーズントータルで考えれば、できすぎ」と冷静に振り返り、ここから先は個人の成績よりチームの勝利を第一に考えたいと意気込みを示しました

後半戦は、これまで5試合すべてが負け試合となっており、今後は勝利をもたらす投球について思考を巡らせています

松葉投手の頑張りは素晴らしいが、チームとしての勝利に結びつかなかったのが悔しい。彼のような選手がいても、打線が点を取れないと試合に勝てない。今後の試合で彼の努力が実を結ぶことを願いたい。
キーワード解説

  • 松葉貴大とは?中日ドラゴンズの投手で、プロ13年目の左腕としてチームの中心的存在。
  • 規定投球回とは?プロ野球において、一定数のイニングを投げた投手の成績が正式に評価される基準。
  • 制球とは?投手が投げる球の位置をコントロールする技術のことで、適切な場所に投げることが求められる。

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