広島の常広羽也斗投手は、今季2度目の先発登板で臨んだが、4回で10安打5失点という内容でKOされてしまった
常広選手は試合後に「キャッチャーの配球通りに投げられなかった」と反省の言葉を述べた
投球内容と反省
常広投手は青学大時代からこの神宮球場が主戦場であり、試合前には「懐かしい」と感慨に浸る一方、プロ入り後は初めての黒星を喫する結果にびっくりしていた彼は特に制球面の不安定さが課題であることを痛感した
事実、彼は「逆球が多かった」と語り、捕手・坂倉が構えたミットとは異なる場所にボールが集まり、相手打者に打たれる結果となった
試合の流れ
常広投手は、先制点をもらった直後の2回に岩田選手と長岡選手に適時打を許し3失点で逆転を許してしまったさらに4回にも長岡と村上選手に適時打を浴びて、結果的に2失点となった
「逆球がいって打たれたら意味がない
しっかりキャッチャーミットに投げられるように頑張りたい」との反省の言葉は、今後の成長に向けたものだった
大学時代の思い出
神宮での登板は、彼にとって青学大4年時の神宮大会決勝以来の経験であり、彼の名前がドラフトの目玉として取り上げられるようになった場所でもあるしかし、プロの舞台では辛酸をなめる結果となった
それにもかかわらず、彼は前日には活躍していた相手主砲村上選手から2三振を奪うなど、ポテンシャルの高さを見せつけた
監督の評価と今後
新井監督も「一つ一つのボールはいいもう少し低めに集めることができれば、投球は変わってくると思う」と評価しており、常広選手の発展途上としての期待を寄せている
今回の苦い経験が、彼にとってさらなる成長の糧となることを願いたい
今回の試合は広島・常広選手にとって厳しい結果となったが、大学時代の思い出とプロでの成長が交錯する試合であった。今後の更なる成長に期待が寄せられ、彼のポテンシャルも光る場面が見られた。苦い経験を活かし、次回の登板に臨む姿が楽しみだ。
キーワード解説
- 逆球とは？
- 制球面とは？
