巨人の笹原操希、1軍定着を目指す試行錯誤の日々

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東京・読売ジャイアンツのファーム選手、笹原操希外野手(21)が再昇格を目指し、毎日の練習に励んでいる

今季、1軍デビューを果たし、プロ初安打を記録したものの、1軍の壁に直面しピッチングの準備についての課題を感じた

彼はこの経験を活かして2軍での打撃向上に取り組んでいる

1軍デビューと課題

笹原は4月に支配下選手に昇格し、同月17日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初のヒットをマークした

2度の1軍昇格を経験するが、「相手投手の明確なイメージの構築」が結果を大きく左右すると認識した

準備の重要性

「今は、映像で投手を見ることが簡単にできる

試合前に相手投手をしっかり観察し、打席に立つ時にそのイメージとの差を小さくすることが大切だ」と語り、試合前の準備の重要性を強調した

打撃へのアプローチの変化

6月9日に2軍降格を経験した笹原は、その後2割9分の打率から2割4分台まで数字が落ち込み、原因を分析

指揮官の助言から、無駄な力が入りすぎていたことを認識し、より効果的なスイングの習得に取り組んでいる

アドバイスと実践
主砲・岡本からの助言も重要だった

「どの球を、どの高さで打ち返すのか」と具体的なイメージを持つことで、打席に臨む姿勢を改善している

笹原は、理想の打球を追い求めないことも重要視しており、試合の流れに応じた柔軟な対応が肝要だと考えている

未来への決意

1軍への再昇格を目指し、走攻守の全てが揃ったプレーでアピールを続ける笹原

彼は「まず自分ができることをやり続け、全ての面でインパクトを残していきたい」と強い意欲を見せている

選手プロフィール
笹原 操希(ささはら・みさき) 2004年2月9日、長野市生まれ

小学3年から野球を始め、上田西では甲子園出場を果たし、高校通算33本塁打

2021年育成ドラフト4位で巨人に入団

今年4月14日に支配下昇格

あだ名は「ささ」

身長180cm、体重86kg

笹原操希選手の姿勢は、若い選手が1軍の厳しさをどう乗り越えるかの良い手本です。準備や意識の持ち方を見直すことで自分を高めようとする彼の取り組みが、今後の成長に繋がるでしょう。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?プロ野球において、支配下選手はチームから契約を結ばれ、公式戦に出場できる選手を指す。
  • 打席とは?野球において、打席はバッターがボールを打つためにプレートに立つ場所を指し、チャンスや戦略が試される重要な場面となる。
  • 映像分析とは?選手が対戦相手や自身のプレーを映像で見直し、戦況や動作を理解する手法。これにより、改善点や対策を見つけ出すことができる。

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