昨シーズンから先発に転向したモイネロ投手は、今季ここまで20試合に登板し、10勝2敗という成績を記録
前年度の11勝に続き、対し奪三振数は150を記録しリーグで2位となる驚異的な数字を残しています
特に注目されるのは彼の防御率で、現在1.07という素晴らしい数字を誇ります
オールスター戦明け以来、モイネロ投手は4試合で合計30イニングを投げ、自責点はわずか1
現在、彼は29イニング連続無失点を達成しており、この記録は非常に高い評価を受けています
また、首位争いを繰り広げる北海道日本ハムファイターズに対しては、今季7試合で負けなしの4勝を挙げており、防御率は驚異の0.87を記録しています
前回の日本ハム戦では8回無失点の投球を見せました
モイネロ投手は、次回の登板を9月2日以降に控えており、その結果次第で防御率1.07の記録がさらに更新される可能性があります
防御率の記録は、1956年に西武ライオンズの“鉄腕”稲尾和久氏が保持していた1.06という数字です
もし彼がこの記録を更新すれば、実に69年ぶりの快挙となります
最後に“0点台”の防御率を記録した日本人投手は1970年に阪神タイガースの村山実氏で、彼の防御率は0.98でした
一方、プロ野球の全歴史を通じて最も低い防御率は、1943年に巨人の藤本英雄氏が記録した0.73となっています
防御率記録
| リーグ | 記録 | 選手名 | チーム | 年 |
|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | 0.98 | 村山実 | 阪神 | 1970年 |
| パ・リーグ | 1.06 | 稲尾和久 | 西武 | 1956年 |
| 日本記録 | 0.73 | 藤本英雄 | 巨人 | 1943年 |
キーワード解説
- 防御率とは?投手が相手チームに得点された自責点を投球回数で割った数字であり、数値が低いほど優れた投手とされます。
- 奪三振とは?投手がバッターを三振で打ち取ることを指し、その数が多いほど投手の能力の高さを示します。

