オリックス・本田仁海投手が右肘手術、復帰に向けリハビリ開始

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オリックス・バファローズは9月1日、投手の本田仁海選手が横浜市内の病院で右肘のクリーニング手術と尺骨神経剥離術を受けたと発表しました

本田投手は今季、開幕から1軍に昇格しておらず、ウエスタン・リーグでは13試合に登板して1勝0敗、防御率6.92という成績でした

実際のプレーからは8月14日の近畿大学との練習試合が最後となり、その後は実戦から遠ざかっていました

本田仁海選手の経歴

本田仁海選手は2017年のドラフトでオリックスに4位指名で入団した若手投手です

これまでに通算で96試合に登板し、6勝6敗、2セーブ、30ホールド、防御率4.66を記録しています

特に2022年には自己最多の42試合に出場し、14ホールドを達成

これがリーグ連覇に貢献した要因の一つとなっています

手術の内容と今後の見通し

今回の手術には、右肘のクリーニング手術と呼ばれる、炎症を抑えるための手術と、尺骨神経剥離術が含まれます

尺骨神経は肘の内側を走っている神経で、この神経が圧迫されることで手のしびれや痛みを引き起こすことがあります

これらの手術により、選手は将来的な競技復帰を目指すことになりますが、今季中の復帰は非常に厳しい状況と見られています

リハビリ計画

手術後、本田選手は早期の競技復帰を目指してリハビリに取り組む予定です

ただし、右肘の手術後は慎重なリハビリと回復が求められるため、体調に応じた進行が必要とされます

来季に向けての復帰が期待される中、関係者は本田選手の回復を見守っていくことでしょう

本田仁海投手の右肘手術は選手の健康を最優先に考えた結果であり、今後のリハビリに期待が寄せられます。また、手術の内容からも明らかですが、今後の投手としてのパフォーマンスに影響を与える可能性があるため、慎重な復帰が求められます。
キーワード解説

  • クリーニング手術とは?傷んだ組織や炎症を取り除き、肘の機能回復を図る手術です。
  • 尺骨神経剥離術とは?尺骨神経が圧迫されるのを解消する手術で、肘内側の痛みやしびれを軽減する効果があります。
  • ホールドとは?救援投手が試合をひっくり返さずに登板し、チームがリードを保った状態で勝利に貢献した回数のことです。

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