スポーツ報知の取材に対して、彼は現状のチーム状況を再確認し、借金3でリーグ2位に位置する中、首位・阪神とは16ゲーム差という厳しい状況であることを認識している
残り23試合となった9月と10月に向けて、勝利を重ねることにこだわる一戦必勝のスタイルを示し、「大型連勝」を目指すと明言した
リーグの主力選手として挙げたのは、丸、岡本、吉川などの野手と、投手陣からは山崎と戸郷
他の選手には「ガツガツしてほしい」と期待を寄せ、昨年かなわなかった日本一を目指し、10月のポストシーズンに向けて地固めを図る姿勢が見えた
先月、甲子園での悔しい逆転負けから気持ちを切り替えて、月が変わった
8月の成績は12勝14敗と振るわず、首位・阪神との間に優勝マジックが7と減少し、連覇の可能性が厳しくなっている
新たなスタートを切る9月、勝ち続けられるチームへと進化させる意欲を見せた
阿部監督は「もう勝つしかない」と強い口調で語り、選手のモチベーションがどれだけ高まるかが重要であると指摘
今季の最大連勝は5であり、勝負どころでの守備ミスや走塁ミス、進塁打や確実に得点を狙う打撃の精度など、課題が結果に結びついていると分析した
「このチームには伸びしろしかない
潜在能力はある
こちらがそれを引き出せるようにしていきたい」とも述べ、中山、浅野など若い選手たちも貴重な経験を積んでおり、ポストシーズンを見据える姿勢を強調した
また、トレードで加入したリチャードがスタメンに定着し、後半戦のパフォーマンスにも期待を寄せる
「メモを取るなどして学び、経験を財産にしなさい」と選手たちにアドバイスを送っている
8月16日に岡本が左肘の怪我から復帰し、同22日には吉川が腰痛から戻り、ついに丸、岡本、吉川の出場が実現した
これらの選手を中心に、最終局面でのキーマンとして期待が高まる
「柔軟に組む打線が機能し、投手陣がうまくかみ合えば勢いがつきます」と語り、強豪ヤクルト、中日との6連戦への準備に入った
10月の短期決戦を意識し、セプテンバーを勝利の月にするとの意気込みを見せた
阿部監督が示した今後の計画は非常に明確で、勝ち続けることに焦点を当てています。若手選手たちへの期待も大きく、経験を積むことがチーム全体の向上に繋がることが期待されます。今後の試合がどう展開するか、注目が集まります。
キーワード解説
- 監督とは？：チームを指揮し、戦略を立てる人物のこと。
- ポストシーズンとは？：リーグのシーズン終了後に行われるプレーオフや日本シリーズなどのこと。
- 連勝とは？：連続して勝利すること。
- 選手とは？：いわゆるスポーツチームのメンバーで、比赛に出場する人のこと。
- トレードとは？：他のチームと選手を交換すること。
