初日は主に室内練習場で、体幹トレーニングや軽いキャッチボールを行った
柴田選手は、「思ったよりスムーズに動けていて、1日目としては良かったかなと思っています
あまりむちゃはせずに、ケガをすることが一番ダメなので、そこだけに気をつけながらやります」と述べ、プロとしてのスタートを慎重に切った
柴田選手は、投打ともに高い期待を寄せられている選手である
特に投手としての成績が評価されており、その能力を活かしたさまざまな練習メニューが考案されている
ただし、打撃練習も計画されていたが、「バットがなかったです
本当は入寮のとき(6日)に届くはずだったんですけど、届いていなかったです」とアクシデントも明かした
入寮時には、羽田空港から旅費が1万7000円もかかるタクシーで移動するなど、期待の新人らしいハプニングが続いたが、「負けないです
負けん気が強いです」と毅然とした姿勢を見せた
練習開始時の気温は10度未満の寒さだったが、他の新人選手が厚着をする中、柴田選手は唯一半袖で登場
「暑がりなので、半袖で迷いなく行きました
12月には北海道のエスコンフィールドを見学した際、本当に寒かったので、今のトレーニングがいい方向に行くと思っています」と、独自の熱い精神を滲ませた
9日以降はトレーニングの進捗状況を見ながら、打撃練習も行う予定だ
日本ハムのドラフト1位選手が見せた初日の姿は、期待を高めるものでした。アクシデントにも動じない態度や、個性的なトレーニングスタイルは、これからの成長が楽しみになる要素です。柴田選手が続く練習で自信を深め、実力を発揮していくことを期待したいですね。
キーワード解説
- 新人合同自主トレとは?新人選手たちがチームに加入する前に行うトレーニングで、基本的な技術や体力を向上させるための重要なプログラムです。
- 体幹トレーニングとは?身体の中心部分である体幹を強化することで、スポーツパフォーマンスの向上やケガの予防につながるエクササイズです。
- 入寮とは?プロ選手がチームに所属するために、トレーニング施設や寮に住み込むことを指します。