焼津マリーンズ、全日本クラブ野球選手権に向け壮行会を開催

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社会人野球チームの焼津マリーンズが9月1日、焼津市内で壮行会を行い、13日から愛媛で開催される全日本クラブ野球選手権に2年連続で出場することを発表しました

初戦では開催地枠として出場するイワキテック(愛媛)との対戦が控えています

壮行会の様子

壮行会には約170人の後援会員が集まり、チームの戸崎秀伸監督が挨拶をしました

彼は「昨年の悔しさを全国で返す

まずは目の前の1勝、そして目指すのはテッペン(頂点)です」と力強く宣言しました

昨年の教訓

焼津マリーンズは2018年に創立以来、昨年初めて全日本クラブ野球選手権に出場しました

1回戦では強豪全府中野球倶楽部(東京)との対戦となり、1点リードの最終回にサヨナラ打を浴び、3-4で敗れました

この経験が、選手たちの成長を促しています

注目選手の紹介

投手陣ではエースの山本翔希が最速144キロを記録し、180センチの右腕として期待されています

また、若手投手の安定感も増しており、戸崎慶捕手がしっかりとサポートしています

戸崎捕手は東海大相模で甲子園優勝を経験した選手です

攻撃陣の中心は西村竜馬遊撃手で、入社3年目の彼は1番打者としてチームをけん引します

実績として、2017年の夏の甲子園に正遊撃手として出場し、今大会東海地区2次予選では打率4割1分7厘を記録し、優秀選手賞を受賞しました

選手の思い

昨年の試合を振り返る山本投手は、「負けたのは自分のせいと思っている」と述べ、今年は最後まで投げきることを目指してレベルアップを図ってきたと語りました

チームの背景

焼津マリーンズは2018年に設立され、人材の確保と若者たちが野球を続けられる環境を提供することを目的としています

地元企業が選手を雇用する「複合企業型クラブ」として活動しており、現在27人の選手が5つの企業で働きながらプレーを続けています

このように、焼津マリーンズがこれからどのような成長を遂げていくのか、今後も目が離せない展開が続くことでしょう

焼津マリーンズの壮行会は、選手たちの士気を高めるための重要なイベントであり、昨年の経験を基にチームがどのように成長しているのかがわかります。監督や選手の言葉からは、勝利への強い意志が感じられ、全国大会への準備が整いつつあることを示しています。
キーワード解説

  • 全日本クラブ野球選手権とは?全国の社会人野球チームが参加するトーナメント形式の大会で、優勝チームには名誉が与えられます。
  • エースとは?チームの中で最も実力のある投手を指し、試合の勝敗に大きな影響を与える重要な役割を担っています。
  • サヨナラ打とは?試合の最終回に得点が必要な状況で、その点を決めて試合を勝ち取る打撃のことを指します。

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