広島、初戦を落とす – 新井監督が試合後に語る反省点

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<広島5-8DeNA>◇2日◇マツダスタジアム 広島東洋カープは9月戦線の初戦をデュエル・オブ・キャッチャーの視点から落とした

先発投手の床田が1回に佐野の2ランホームランを許し、早々に先制を許す形となった

さらに、2回には味方の野選が影響し2者連続適時打に加え犠飛やオースティンの2ランが飛び出し、合計5失点を喫した

今季最多の7点を失った床田は、最少イニングで降板し、今季9敗目を記録した

打線は2回に2点、8回には3点を返すものの、序盤の大量失点が響く結果となった

特に4回には1死一、二塁の場面で代打の二俣が打った右中間への飛球において、二塁ベースを越えた走者・坂倉が右翼手の捕球後に帰塁する際、二塁ベースを踏みなおさなかったため、アウトとなる走塁ミスが発生した

このミスにより、1ゲーム差で追っていた3位のDeNAとのゲーム差が2に広がる結果となった

試合後の新井貴浩監督(48)は、以下のように反省点を語った

床田投手の大量失点について
「そうやね、今シーズン一番良くなかったね

まあ、でも、今シーズン一番良くなかったと思って次、修正して臨んでもらいたい

打線の追い上げについて
「最後まで諦めない攻撃はできていると思います

3番手岡本も初めて3イニングを投げて、1点でよく投げたと思う

佐々木選手について
「いいヒットだったと思う

完璧にとらえた当たりだったので、いいタイムリーヒットだったと思います

4回の走塁ミスについて
「サク(坂倉)の?あそこは(ベースを)踏んでいなくても、(体がもう1つ先の塁の)向こうにオーバーランして行く姿勢を見せたら、(帰塁する際に)踏まないといけないルール

内田選手の昇格について
「次(6日阪神戦にアドゥワが)先発登録するまで枠があったので、そこまで経験させたいなと思って上げました

広島の試合は、序盤に先制を許したことが敗因となり、特に走塁ミスが試合を大きく左右しました。新井監督のコメントからは、選手たちへの期待が伺え、今後の修正に向けた意気込みが感じられました。また、選手個々の成長も期待される中、チーム全体の士気を高める必要があると考えられます。
キーワード解説

  • 先発投手とは?試合の最初に登板する投手のことで、試合の流れを大きく左右します。
  • ホームランとは?打者がボールをスタンドの外に打ち返すことで、得点が1点増えます。
  • 適時打とは?走者が得点圏にいるときに打たれた安打のことです。
  • 野選とは?守備側がミスを犯してしまった結果、安打数が記録されることを指します。
  • オーバーランとは?走者が塁を踏んだ後にさらに進むことを指し、場合によっては隙が生じます。

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