試合は日本ハムが8点をリードしていたが、ロッテ打線の猛攻を受け、8−6と2点差に迫られた
8回2死一、二塁というピンチの場面でマウンドに上がった上原は、最初に山本選手に四球を与えて満塁としたものの、その後上田選手を遊ゴロに抑えて窮地を脱した
さらに、回をまたいだ9回にも登板
先頭の佐藤選手には四球を与えたものの、その後の3人を見事に打ち取った
この結果、上原は1回1/3を無安打無失点という好投を見せ、プロ初セーブを記録した
この試合を通じて上原は開幕から19試合連続無失点を維持し、防御率は驚異の0.00を誇っている
試合後、31歳の左腕は「一つのアウトを取るのに苦労した
初セーブの実感はまだない」とコメントし、喜びよりも謙虚さが垣間見えた
日本ハムの上原選手がプロ10年目で初セーブを達成したことは、彼のキャリアにおける大きな節目と言える。特に、開幕から19試合連続無失点という驚異的な成績は、彼の実力を示している。一つのアウトを取ることの難しさを語る彼からは、さらなる成長への意欲が感じられる。
キーワード解説
- セーブとは? パフォーマンスや実績の一環として、試合の終盤に登板し、相手チームが得点できないよう抑える役割を果たすことをセーブという。特に、リードを守りきることが求められ、非常に重要な役割である。
- 無安打無失点とは? 投球の結果、相手チームからヒットを許さず、さらに得点もさせなかったことを指す。この成績は投手にとって非常に誇れるもので、試合の勝利に大きく貢献する。
- 防御率とは? 投手が試合中に失点した数と投球回数を元に算出した指標で、低い数値ほど優れた投手を示す。防御率0.00は、試合の中で得点を全く許していないことを示す。

