ソフトバンク今宮の決勝打で連敗ストップ、首位キープ
<ソフトバンク2-1オリックス>◇2日◇みずほペイペイドーム 頼りになる男だ! ソフトバンクが今宮健太内野手(34)の一振りに導かれ、首位をがっちり守ったソフトバンクは0-1と劣勢の中、7回に代打中村晃外野手(35)の適時打で追いつき、迎えた8回2死三塁で今宮が決勝タイムリーを放った
オリックス先発の宮城が7回で10三振を奪う好投を見せたものの、ホークス一筋のベテラン今宮が勝負強さを発揮し、再び勝利を掴んだ
これにより、2位の日本ハムとのゲーム差は1に留まり、ソフトバンクは連敗を止め、勝負の9月戦線へ幸先よく白星発進した
今宮は8回にタイムリーを放った瞬間、雄たけびを上げ、両手をパーンとたたき、高ぶる感情を表現した
「一番、打ちたいところで打てた
内容はどうでもいい、勝てればいいと思っている」と語った
8回の重要な局面で、彼は思い切っていくことを決めていた
この試合、今宮は初めて5番に起用され、対オリックス先発宮城との相性も良かった
小久保監督は、彼へのプレッシャーを軽減させるために、4番ではなく5番での起用を選んだと明かした
さらに、今宮は試合前には2軍から昇格し、負傷からの復帰途中である
そんな中でも、彼は若手選手を励まし、チームの結束を図る背中を見せた
これにより、チームに連敗をストップさせ、リーグ連覇への希望も繋いだ
今宮選手の活躍は、プロ野球におけるベテランの経験と勝負強さを示す素晴らしい例です。試合は厳しい状況の中でもチームを引っ張り、期待に応えました。彼のような選手がいることは、若手選手たちにとっても大きな励みになるでしょう。連敗をストップしたことで、チームの士気も高まり、今後の試合に弾みがつくことが期待されます。
キーワード解説
- 決勝タイムリーとは?:試合の勝ちを決定づけるヒットのことで、試合後半に得点を与える重要な打撃です。
- 代打とは?:主に先発打者の代わりに出場する打者のことで、特に試合が進む中でチャンスの場面で起用されます。
- 3割9分3厘とは?:バッターの打率のことで、ヒットを打った回数を合計打数で割った数字です。高打率は打撃の優れた成績を示します。

