この結果、今シーズンの優勝の可能性が完全に消滅したとも言え、現在の順位は5位の中日から7ゲーム差、3位のDeNAからは9.5ゲーム差である
巨人との対戦成績は6勝14敗と負け越しが明確になり、21年以降の対決においては11勝11敗3分のタイから、18年の13勝11敗1分の勝ち越しを経て、以降7シーズンにわたり勝ち越しがない状況が続いている
復帰後31試合で14本塁打を記録中の村上選手は、前日(2日)の巨人戦においても3回に適時打を放ち先制点を挙げる活躍を見せた
しかし、先発の奥川投手が4回に中山選手に6号ソロを打たれ同点に追いつかれると、5回にはさらに泉口選手と岸田選手に安打を許し、岡本選手には四球で満塁のピンチを迎えてしまう
そこで吉川選手に押し出しの四球を許し、決勝点を献上してしまった
この試合で奥川投手は6回を投げて9安打2失点、7敗目を喫し、今季は4勝と厳しい戦績に
さらに8回には清水投手が泉口選手に2点適時三塁打を許し、ヤクルトは万事休すの状況となった
発表されたスタメン
| ヤクルト | 巨人 |
|---|---|
| 1)濱田 ライト | 1)丸 レフト |
| 2)長岡 ショート | 2)若林 センター |
| 3)内山 レフト | 3)泉口 ショート |
| 4)村上 サード | 4)岡本 サード |
| 5)オスナ ファースト | 5)岸田 キャッチャー |
| 6)北村恵 セカンド | 6)中山 ライト |
| 7)古賀 キャッチャー | 7)リチャード ファースト |
| 8)岩田 センター | 8)吉川 セカンド |
| 9)ランバート ピッチャー | 9)森田 ピッチャー |
前回の中日戦では6回を投げて5安打3失点であり、巨人戦では今季5度目の登板で、0勝2敗、防御率5.40と成績が振るわない
対する巨人の森田投手は7度目の登板で、先発は5度目、成績は2勝3敗、防御率3.04と比較的安定した成績を残している
ヤクルトの今季は厳しい状況が続いており、特に巨人戦での成績が振るわず、優勝争いから脱落したことはチームにとって大きな痛手です。投手陣の安定が欠けており、今後の戦略を見直す必要があると感じられます。
キーワード解説
- 借金とは? 借金とは、チームの獲得勝利数が敗戦数より少ない状況を指す言葉で、特に負け越しを表現する際に使われます。
- 押し出し四球とは? 押し出し四球とは、満塁の状況で打者が四球を受け、走者がホームに進むことができるプレーを指します。これにより、得点が入ることになります。
- 防御率とは? 防御率とは、投手が与えた得点を考慮し、試合におけるパフォーマンスを示す指標です。一般的には「9イニングあたりの自責点数」で表されます。

