プロ野球・ヤクルト、巨人戦で再び苦い結果に – 泣き所は先発投手の攻略難

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■プロ野球 巨人ー ヤクルト (3日 京セラドーム大阪) ヤクルトスワローズの今季117試合目となる巨人戦が行われ、ヤクルトは2連勝から一転し、43勝67敗6分の借金24という厳しい現実に向き合うことになった

この結果、今シーズンの優勝の可能性が完全に消滅したとも言え、現在の順位は5位の中日から7ゲーム差、3位のDeNAからは9.5ゲーム差である

巨人との対戦成績は6勝14敗と負け越しが明確になり、21年以降の対決においては11勝11敗3分のタイから、18年の13勝11敗1分の勝ち越しを経て、以降7シーズンにわたり勝ち越しがない状況が続いている

復帰後31試合で14本塁打を記録中の村上選手は、前日(2日)の巨人戦においても3回に適時打を放ち先制点を挙げる活躍を見せた

しかし、先発の奥川投手が4回に中山選手に6号ソロを打たれ同点に追いつかれると、5回にはさらに泉口選手と岸田選手に安打を許し、岡本選手には四球で満塁のピンチを迎えてしまう

そこで吉川選手に押し出しの四球を許し、決勝点を献上してしまった

この試合で奥川投手は6回を投げて9安打2失点、7敗目を喫し、今季は4勝と厳しい戦績に

さらに8回には清水投手が泉口選手に2点適時三塁打を許し、ヤクルトは万事休すの状況となった

発表されたスタメン

ヤクルト 巨人
1)濱田 ライト 1)丸 レフト
2)長岡 ショート 2)若林 センター
3)内山 レフト 3)泉口 ショート
4)村上 サード 4)岡本 サード
5)オスナ ファースト 5)岸田 キャッチャー
6)北村恵 セカンド 6)中山 ライト
7)古賀 キャッチャー 7)リチャード ファースト
8)岩田 センター 8)吉川 セカンド
9)ランバート ピッチャー 9)森田 ピッチャー
先発のランバート選手は今季20度目の登板を迎え、試合前の成績は3勝9敗、防御率3.82と苦しい状況

前回の中日戦では6回を投げて5安打3失点であり、巨人戦では今季5度目の登板で、0勝2敗、防御率5.40と成績が振るわない

対する巨人の森田投手は7度目の登板で、先発は5度目、成績は2勝3敗、防御率3.04と比較的安定した成績を残している

ヤクルトの今季は厳しい状況が続いており、特に巨人戦での成績が振るわず、優勝争いから脱落したことはチームにとって大きな痛手です。投手陣の安定が欠けており、今後の戦略を見直す必要があると感じられます。
キーワード解説

  • 借金とは? 借金とは、チームの獲得勝利数が敗戦数より少ない状況を指す言葉で、特に負け越しを表現する際に使われます。
  • 押し出し四球とは? 押し出し四球とは、満塁の状況で打者が四球を受け、走者がホームに進むことができるプレーを指します。これにより、得点が入ることになります。
  • 防御率とは? 防御率とは、投手が与えた得点を考慮し、試合におけるパフォーマンスを示す指標です。一般的には「9イニングあたりの自責点数」で表されます。

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