ソフトバンクの前田純投手、左肘のリハビリを経てさらなる高みへ挑戦

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福岡ソフトバンクホークスの前田純投手(25)は、左肘の炎症により、現在福岡県筑後市のリハビリチームで身体を動かしています

彼は3日、ウオーミングアップの後にネットスローやアメリカンノックを受け、身体の調子を整えていました

昨週からネットスローを再開し、「もう痛みはない」とのことですが、ブルペンでの登板はまだ行っていないようです

しかし、彼は「もうすぐ入る準備をしていく」と前向きな表情で語りました

アメリカンノックでは、森山良二リハビリコーチ(62)の熱の入った指導を受けながら全力疾走を繰り返しました

前田選手は、プロ1年目の時に森山コーチが3軍監督として指導していたこともあり「だいぶ懐かしいですね

疲れました」と苦笑いを浮かべました

今シーズンは開幕から先発ローテーションの一員として10試合に出場し、成績は2勝2敗、防御率3.12を記録しています

特に、6月18日の広島戦では、4回3分の0を投げて6安打2失点という結果で降板

翌日の6月19日には、出場選手登録を抹消されました

その後、ウエスタン・リーグでの登板を経て、7月26日の中日戦で5回を無失点と好投したものの、左肘に違和感を抱え、8月からリハビリ組に入ることになりました

前田選手は、「もう一度、1軍に上がるんだという焦った気持ちがあった」とその心情を吐露しつつ、「球速を求めるあまり、肘に負担がかかる投げ方になっていた

自分の特長である打者のタイミングをズラす投球ができず、体の開きも早くなっていた

もう一度、原点に戻ってやる」と意気込んでいます

悔しい思いを抱えながらも、この時間を前向きに捉え、次に1軍に上がる際にはパワーアップした姿を見せるつもりでいるとのことです

前田投手のリハビリは、左肘の炎症からの回復に向けた重要なステップです。人間、特にアスリートにとって怪我は非常に悔しいことで、再び戦力として活躍するためには時間が必要です。彼が昔の自分に戻って精進し、改めてパワーアップして戻ってくることを期待したいです。
キーワード解説

  • リハビリとは?リハビリテーションの略で、怪我や病気からの回復を目指すための医療的手法です。
  • 出場選手登録とは?プロ野球において選手が試合に出るためにチームが公式に名前を登録する制度です。
  • 防御率とは?投手が投げた回数に対する自責点の数を示す指標で、低いほど優秀な投手とされます。

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