巨人・吉川尚輝が今季初の8番起用で活躍、打線を支える適応力に注目
◆JERA セ・リーグ 巨人5―3ヤクルト(9月3日・京セラドーム大阪)巨人の内野手、吉川尚輝選手が今季初めて8番打者として起用され、3安打1打点の活躍を見せました吉川選手は直近の5試合では、2番、5番、6番と様々な打順で出場しており、計19打数7安打を記録しています
このため、状態が悪かったわけではありませんが、阿部監督は「8番にいることで相手からしたら嫌でしょうし、それがうまくはまってくれたのでね」とコメントし、打順を変更した意図を説明しました
吉川選手の活躍は、今季9番を除く全打順で先発出場を果たしており、特にセ・リーグは指名打者(DH)制度がないため、全ての打順での適応力が高いことが伺えます
原則として、9番として出場する場合はパ・リーグ主催の交流戦に限られるため、事実上「全打順スタメン」としての評価を受けています
岡本選手の不在時には4番を任されるなど、打線を支える重要な役割を果たしています
試合は巨人がヤクルトを5-3で下し、吉川選手の活躍が勝利に繋がったといえます
吉川尚輝選手の8番起用が成功を収めたことは、監督の戦略が的確であったことを示しています。特に、彼の適応力が評価されており、様々な打順で活躍できる選手としての価値が高まっています。今後もこの柔軟性がチームにとって大きな武器となるでしょう。
キーワード解説
- 打順とは? 野球において選手がバッターボックスに立つ順番を指し、各選手の特徴や対戦する投手の情報をもとに最適化されます。
- 指名打者(DH)制度とは? 野球のルールの一つで、ピッチャーの代わりに打席に立つ選手を指定できる制度。一般的にパ・リーグで採用されています。
- 適応力とは? 環境や状況に合わせて柔軟に対応できる能力。この能力が高い選手は、様々なポジションや役割でプレーすることが可能です。

