日本ハム、ロッテ戦で接戦落とすもリーグ優勝へ「総力戦」を決意

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日本ハムファイターズは、9月3日に行われた千葉ロッテマリーンズとの試合で1-2の接戦を落とし、首位のソフトバンクホークスとの差が2ゲームに広がりました

この試合では日本ハムの打線が相手投手の種市を最後まで攻略できず、わずか1点を返すのが精いっぱいでした

試合後の新庄監督は「この風の(中での)種市君はなかなか(攻略が)難しいですね」と難しさを認めました

逆転リーグ優勝に向けた動き

日本ハムはリーグ優勝へ向けて「総力戦」の動きを進めています

ここ数試合は逆転優勝の可能性が見え隠れする中、監督は選手の起用に変化を加えようとしており、これはシーズン終盤の「選手シャッフル」と呼ばれています

この「選手シャッフル」とは、選手を定期的に入れ替えることで、チーム全体の活性化を図る戦術です

選手固定からの方針転換

新庄監督は、8月下旬から「ベストメンバーで戦った方がいい」として選手の固定を決定しましたが、シーズンの残りが少なくなるにつれ、主要メンバーの調子が低下してきました

特に清宮幸、万波、野村の主力選手が苦しみ始め、前日のロッテ戦後には「水野君、今あまり調子がよくないですね」と話し、起用法変更の可能性を示唆しました

選手の入れ替えと育成の機会

監督は総力戦を見据え、一軍と二軍の選手を入れ替える方針を採用

3日の試合ではドラフト1位の二刀流ルーキー・柴田を一軍に登録し、助っ人・マルティネスや守護神・柳川も昇格

この入れ替えにより、チームの活動に新しい波をもたらすことが期待されています

選手の思惑と監督の狙い
球団関係者は、二軍には活躍が期待される選手が多数おり、「現在二軍で4割を超える打率を維持している今川や、3割超えの吉田など、一軍昇格を狙う選手は多い」と指摘

新庄監督は、選手の入れ替えが選手たちに奮起を促す意図があったかもしれないと分析しています

残り22試合となる中、日本ハムは優勝を狙うための踏ん張りどころに来ています

指揮官と選手全員が力を合わせて、リーグ優勝への挑戦を続ける姿が期待されています

日本ハムはリーグ優勝を目指し、シーズン終盤に入って選手のシャッフルを行っています。新庄監督が総力戦を意識する中、選手たちがどのように応えるかが注目されます。接戦を落とした試合でも、今後のチームの動きに期待が寄せられています。
キーワード解説

  • 総力戦とは?:チームのすべての力を結集して戦う戦術のこと。個々の選手の力だけでなく、チーム全体の連携や戦術を重要視します。
  • 選手シャッフルとは?:選手を入れ替えることで、チームの活性化を図る戦略のことで、状況に応じて最適なメンバーを選ぶことを狙います。

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