日本ハム古林、復帰へ向けた第一歩を踏み出す

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日本ハムファイターズの投手、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)が、左脇腹の怪我からの復帰に向けて重要なステップを踏み出しました

彼は、千葉・鎌ケ谷にある2軍本拠地の室内練習場で実戦形式の「ライブBP」に登板し、約30球を投げました

ライブBPとは、実際の試合さながらに投手と打者が対戦する練習形式で、投手が実戦感覚を取り戻すための重要なプロセスです

実戦復帰の予定と天候の影響

古林はこの日、イースタン・リーグのオイシックス戦での実戦復帰を予定していました

しかし、正午ごろに降り始めた雨の影響で試合は中止となり、急遽、ライブBPに切り替えられました

彼は室内で打者相手に変化球を交えながら投球を行い、実戦感覚を高めました

怪我からの回復状況

彼は、交流戦の開幕戦で阪神を相手に先発登板した際に左脇腹を痛め、3回の投球後に緊急降板しました

翌日には札幌の病院で検査を受けた結果、左内腹斜筋損傷と診断され、試合復帰までの目安は8週間とされていますが、リハビリを進める中でこのライブBPを実現したことは喜ばしい進展です

古林睿煬の成績と今後の展望

今季の古林は、4月下旬から先発ローテーションに加わり、これまでに5試合に登板して2勝1敗、防御率は2.70という好成績を残しています

今後は、シーズン最終盤やポストシーズンに向けてしっかりと調整し、自身の成績をさらに向上させる意気込みを見せています

このニュースは、古林選手が復帰を目指して懸命にリハビリを進め、実践形式の練習に参加できたことを伝えています。彼の努力はファンにとっても期待が持てるもので、今後の試合で彼の活躍を楽しみにすることができるでしょう。
キーワード解説

  • ライブBPとは? 投手と打者が対戦する実戦形式の練習で、試合さながらの緊張感を持って投球の感覚を取り戻すための重要な練習です。
  • 内腹斜筋損傷とは? 腹部の筋肉の一部で、体を捻ったり、姿勢を維持する際に重要な役割を果たします。この筋肉が損傷すると、動きに大きな支障をきたすことがあります。

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