首位打者争いを繰り広げる泉口友汰内野手(26)が先制の2点三塁打を放つなど、初回だけで一挙4得点の猛攻を見せた
その後もヤクルトに追いつかれることなく、5回にはこの試合で4試合ぶりに4番に座った岡本和真内野手(29)が適時打を放ち、試合を突き放した
先発の森田駿哉投手(28)は、6回を投げてわずか2失点で3勝目を挙げ、試合を優位に進めた
2番手で登板した田中瑛斗投手(26)は、今季30ホールドを達成した
この「ホールド」は、試合でリードを保ちながらも勝ち投手にはなれない投手に贈られる記録で、リリーフ投手の重要性を示すものだ
最終回にはマルティネス投手(28)が登板し、37セーブ目を挙げたことで、チームは借金を1とし、3位のDeNAとの差を2・5ゲームに広げた
田中瑛斗のヒーローインタビュー
試合後、ヒーローインタビューを受けた田中瑛斗は、「ありがとうございます」と感謝の意を表した初めてのお立ち台の感想としては、「最高です!」と笑顔で答え、また「日本ハム時代にはホールドを記録したことがなかったが、今は30ホールドを達成してありがたい」と振り返った
さらに、シュートへのこだわりについては、「右バッターを詰まらせる感覚には何にも代えがたい気持ちよさがある」と語り、ファンへの応援を呼びかけた
「これからも勝ちの試合をゼロで抑え、チームの勝ちにつなげていきたい」と今後の抱負を語った
今回の試合は、巨人にとって重要な連勝となった。田中瑛斗投手の30ホールドという記録もその後の試合に向けて非常に励みになる。今後もこの調子で戦い続けてほしいというファンの期待が高まる内容だ。
キーワード解説
- ホールドとは?リリーフ投手が試合中にリードを保ちながら投げた回数を示す記録で、投手の活躍を評価する重要な指標である。
- セーブとは?試合の最後にリードを守って勝利を確定させた投手に与えられる記録で、特にクローザーとしての能力が問われる。

