広島カープ、雨天コールドゲームでDeNAに敗北 新井監督が試合を振り返る
広島東洋カープは、4日の横浜DeNAベイスターズとの対戦で0―1と敗れ、降雨によるコールドゲームが発生したこの試合は、3位のDeNAとの直接対決でありながら、広島にとっては厳しい結果となった
試合は6回途中で終了し、その時点で両チームにとってのグラウンドコンディションは非常に悪化していた
先発投手の高太一（22）は、3回のアウト2つを取った後の二死一、二塁の場面で、2番バッターの桑原に適時打を許し、これが決勝点となった
これによって、広島はクライマックスシリーズ（CS）進出圏とされる3位とのゲーム差を2に広げてしまった
試合後、新井貴浩監督（48）は、悪天候の中でのピッチングを評価するとともに、相手投手の素晴らしさを称賛した
特に「スライダーのキレが素晴らしかった」と語り、打線の苦戦理由を説明した
また、冷静さを保つことの重要性についても触れ、今後の改善点を指摘した
新井監督の一問一答
- 2度目の中断後にコールドゲームとなったが、試合はどうだったか？
- 新井監督は、「けっこう長いこと中断して、グラウンドコンディションが悪い中よく投げたと思います」と選手を労った
- 相手投手のピッチングについてどう感じたか？
- 監督は、「相手投手が素晴らしく、特にスライダーが良かった」とコメントした
- 三回の二死二塁でのけん制死についての見解は？
- 新井監督は「気持ちは分かるが、グラウンドコンディションを考えると冷静さが必要」と語った
特に、選手たちが冷静さを保ちながらプレーできるかがカギとなるだろう
広島カープの新井監督が試合後に選手を労いつつも、相手ピッチャーの素晴らしさを称賛したことから、試合の厳しさを示す結果となった。今後の試合への影響が懸念される形だが、この経験が選手たちに成長の機会を与える可能性もある。監督の冷静なアプローチが、今後の戦略のヒントになるだろう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ（CS）とは？ プロ野球におけるシーズン終了後のプレーオフで、各リーグの上位チームが出場し、チャンピオンシップを争う大会です。
- スライダーとは？ 野球の投球技術の一つで、横方向に曲がる投球のことです。バッターにとっては打ちにくいボールで、特にスライダーが切れていると打者が反応しづらくなります。
- けん制死とは？ 走者がスタートを切る瞬間を狙って投手がけん制球を投げ、走者がアウトになることです。状況判断が重要で、慎重な判断が求められます。
