阪神・佐藤輝明が決勝打を放ち、リーグトップ独走の36号2ランで中日戦を制す

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阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26)が4日、名古屋のバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズとの試合で、リーグトップ独走の36号となる決勝打を放った

試合は阪神が7対5で勝利し、優勝へのマジックナンバーも減少した

試合のハイライト

初回、佐藤は二死一塁の場面で第1打席に立ち、相手投手の涌井から低めのスライダーを右手一本で打ち返した

この打球は右翼ポール際に直撃し、衝撃的なホームランとなった

この一打により、バンテリンドームでの今シーズン7本目のホームランを記録し、2005年の金本知憲選手を抜いて、虎の歴史の中で最多の記録を更新した

投手陣と得点の流れ

阪神の先発投手ネルソンは、ブルペンデー(先発投手が数人で登板する日)において、好投を見せた

佐藤は「打ったのはたぶんカットボール

ネルソンが先発ということで、初回から先制できたのは良かった

入ってくれてよかったです」と振り返った

3回にはさらに追加点を挙げ、7回には近本選手と森下選手の適時二塁打、大山選手の犠飛で4点を加え、リードを7対0に広げた

近本選手の偉業とセーブ

近本選手は、8回に三塁打を放ち、入団7年目での通算安打数を1071本に達成し、長嶋茂雄氏を抜いて歴代2位となった

試合は最終的に中日に2点差に詰め寄られたが、9回は7番手の岩崎選手が締めくくり、2年ぶりの30セーブ目を達成した

監督のコメントと今後の展望
藤川監督は「簡単に勝っているゲームはないということです」とコメントし、CS(クライマックスシリーズ)進出を目指す中日に競り勝ち、カード勝ち越しを決めた

この結果、2位の巨人が敗れたため、優勝へのマジックは2つ減って4となった

今後、甲子園で行われる広島との3連戦に向けて、阪神ファンは猛虎のさらなる活躍を期待している

この試合は佐藤選手の活躍が光ったが、チーム全体としても均衡の取れたパフォーマンスがあった。特に近本選手の記録更新は、球団の歴史に新たな1ページを刻むものであり、今後の試合戦略にも影響を与える可能性がある。これからの試合でも、選手たちの成長と団結が期待される。
キーワード解説

  • 決勝打とは?試合の勝負を決定づける重要な得点となる打撃を指します。
  • ブルペンデーとは?複数の投手がリレー方式で投げる戦略をとる日を指します。
  • セーブとは?試合を締めくくる際、リードを守りながら投げた投手が記録する成績です。

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