この試合で巨人は今季ワーストとなる17安打を浴び、同様に12失点を喫し、最下位に沈むヤクルトに屈した
試合後、杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は「正直、コメントのしようがない」と言葉少なだった
巨人の先発左腕、又木鉄平投手(26)は4回途中で7安打5失点とKOされた
杉内コーチは、彼に対して「空振りが取れなかった」と振り返りつつ、最近の課題に対しても触れた
「前回の問題を指摘していたのに、すぐに昇格させてしまったことは申し訳なく思っている
ただ、彼もこちらの責任もある」と説明した
この試合ではヤクルト主砲・村上宗隆選手の打撃警戒が特に重要であり、前日には3番手右腕・大勢が15号ソロを被弾
初回には又木が村上に先制の16号2ランを許し、4回には2番手右腕・泉が17号満塁弾を叩き込まれた
杉内コーチは「タラレバを言っても意味がないが、もっと低くコースに投げられていれば結果が変わったかもしれない」と悔しさを隠せなかった
試合は、4回表に7分間、8回表には23分間の降雨中断があり、8回裏には3度目の中断が生じ、そのまま降雨コールドゲームとなった
中断の影響もあり、投手陣の疲労が特に厳しい戦いとなった様子が伺えた
杉内コーチは「平内、宮原も頑張ってくれた
これからも頑張っていく必要がある」と述べ、さらなる厳しい状況の中でも選手たちに励ましの言葉を送った
しかし、先発選手不足の問題は深刻で、「今は本当に苦しい状況だ
自信を持って送れる先発陣がいないのが悩みだ」と語った
又木の2軍再調整が決まったことからも、今後の起用については「誰かを上げる予定だが、まだ明言は避けたい」と、多くの課題を抱えたまま次を見据える姿勢を示した
今回の巨人とヤクルトの試合は、巨人にとって非常に厳しい結果となりました。特に投手陣の不振が目立ち、先発が不安定な状況が長引いていることはチーム全体にとって大きな課題です。杉内コーチの「コメントのしようがない」という言葉が、選手たちのプレッシャーを物語っているようです。
キーワード解説
- 降雨コールドゲームとは?
- 空振り取得率とは?
- 先発投手とは?

