中日、阪神戦での逆転劇に失敗 – 井上監督は打線の課題を語る

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2025年9月4日、バンテリンドームで行われたプロ野球公式戦にて、中日ドラゴンズは阪神タイガースに5対7で敗れた

中日は試合の終盤に追い上げを見せたものの、勝利には至らず、これで4カード連続の勝ち越しを逃す形となり、借金は再び2桁の10となった

阪神との対戦成績は10勝10敗で並び、3位の横浜DeNAベイスターズとのゲーム差は2.5に広がった

先発マウンドに立ったのはベテランの涌井秀章投手(39歳)で、約2カ月ぶりの1軍戦登板だった

彼は今季の勝利を狙ったが、初回に阪神の佐藤輝明内野手(26歳)に35号2ランホームランを浴び、その後も5回を投げて4安打3失点で降板する結果となり、今季4敗目を喫した

中日の打線は6回まで得点を挙げられず、0-7と劣勢に立たされていた

しかし、7回には代打の板山祐太郎内野手(31歳)が適時打を放ち、続けて細川成也外野手(27歳)が2試合連続となる15号3ランを打って一気に4点を奪取

その後も岡林勇希外野手(23歳)の犠飛で1点を追加したが、9回の攻撃ではチャンスを活かせず、追い上げが実らなかった

井上監督のコメント

試合後、井上一樹監督(54歳)は以下のようにコメントした

「最後は追い上げたが、序盤に得点がほしかった

阪神のブルペンデーだったため、出てくるピッチャーの対策が必要だったが、打ちあぐねていたという印象だ

」また、細川の連続本塁打については「勝つ試合で打ちたかっただろうし、今後も続いていくでしょう」と期待を寄せた

さらに、石川昂選手については脇腹の痛みから抹消されたことを報告した

試合の展望

中日は次の試合に向けて、まず序盤から得点を重ねることが求められる

また、先発投手陣の立ち直りがチームの復調に不可欠であり、涌井投手の今後のパフォーマンスにも注目が集まる

今回の試合では、中日ドラゴンズが終盤に強い追い上げを見せたが、得点が序盤に入らなかったことが勝敗を分けた。特に涌井投手の安定感が欠けていたのはチーム全体に影響を与えた。今後の試合に向けて、打線の強化と先発投手の調整が求められるだろう。
キーワード解説

  • ブルペンデーとは? これは、通常の先発投手ではなく、リリーフ投手を多く起用する戦略を指す。投手の疲労を軽減し、相手打線に対する対策として有効とされる。
  • 本塁打とは? 野球で打者がボールをフェンス越えに打つことで、得点を一度に入れることができる最も効果的な打撃の一つ。
  • 適時打とは? 得点につながるヒットのことを指し、その瞬間にチャンスを生かして得点を狙う重要な打撃とされる。

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