中日・祖父江大輔が現役引退を発表
中日ドラゴンズの祖父江大輔投手が、2025年9月5日にバンテリンドームにて記者会見を開き、今シーズン限りでの現役引退を表明しましたこの日は特別な日で、祖父江選手がかつての同僚から祝福の花束を受け取る場面も見られました
キャリアの振り返り
祖父江選手は、2013年のドラフトで中日に入団し、リリーフ投手として通算509試合に登板しました彼の成績は、17勝27敗、12セーブ、136ホールド、そして防御率3.04というものでした
特筆すべきは、今シーズンの6月11日に達成した通算500登板で、これはNPB(日本プロ野球)の歴史の中でわずか112人目の大記録です
栄光と喜びの数々
2020年には54試合に登板し、28ホールドを挙げたことで最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得この功績は、中継ぎピッチャーとしての重要性を示す一例です
中継ぎとは、先発投手が降板した後に試合を引き継ぐ役割であり、試合の流れを呼び寄せることが求められます
引退に至るまでの心境
会見中、祖父江選手は、球団から来季の構想外を告げられたことで引退を決断したと明かしました「僕は中日で終わりたかったので」と語る彼の言葉には、チームへの愛情が感じられました
地元・愛知での野球人生を振り返りながら、「楽しい思い出しかない」と笑顔を見せました
最後の試合に向けて
祖父江選手は、今シーズンも現役選手として戦力を維持し続けており、会見後は2軍の新潟遠征へと出発しました彼にとっての最後のシーズンを締めくくるべく、感謝の気持ちを込めて試合に臨む姿勢が伺えます
| 年度 | 出場試合数 | ホールド | 防御率 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 54 | 28 | 3.14 |
| 通算 | 509 | 136 | 3.04 |
キーワード解説
- リリーフとは?試合中に先発投手が降板した後、ピッチングを引き継ぐ投手のことを指します。試合の流れを変える重要な役割を果たします。
- ホールドとは?リリーフ投手が試合中に得点を許さず、試合がそのまま勝利に結びつく場合に与えられる記録です。

