阪神・大竹が自身のバットで追加点を奪い、投打に渡る活躍を見せる

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 ◇セ・リーグ 阪神6―1広島(2025年9月5日 甲子園) 阪神タイガースは、甲子園での広島東洋カープ戦で劇的な6得点の猛攻を展開し、勝利を収めた

その一環として、投手の大竹が自らのバットで追加点を演出

この一打は試合を決定づける重要な役割を果たした

 試合中、クールな表情を崩さずにピッチャーが打席に立つ様子は、観客に印象を残した

1イニングの6得点は昨年9月4日の中日戦以来で、今季初となるビッグイニング

試合は、初回に打撃が好調の大竹がフルカウントから森の直球を捉え、左前へとヒットを放った

この打撃で、阪神先発陣の中で最多の今季5安打目を記録し、投手が4試合連続でヒットを放つのは9年ぶりの快挙となった

 大竹は、「もちろん打席に立つ以上は、そういう(タイムリーを狙う)つもりでいました」と語り、登板前の準備に余念がないことを明かした

特に、相手投手の球種や配球を把握している点が勝利への鍵を握っていた

 マウンド上では、広島打線に対して“鯉キラー”としての腕前を発揮

初回にはピンチが訪れるも、低めの変化球で空振り三振を奪い、続く2回も3者凡退に抑えた

このようなリズムを取り戻したことで、相手打線を自分に向かわせない巧みな投球が続いた

 前回の登板では左ふくらはぎをつり、4失点を喫していたが、今回はその反省を生かし、下半身への負担を軽減するために適切な準備を行った

その結果、約1カ月ぶりの白星を手にした

大竹は「とにかく目の前の試合に勝つだけ」と意気込みを見せ、着実に勝利を追い求めている

 阪神ファンにとっては、頼もしい背番号49の存在は心強いものであり、今後もますますの活躍が期待される

阪神の大竹選手が投打にわたる活躍を見せ、チームを勝利に導いた姿勢は他の選手にも良い影響を与えるでしょう。特に投手としてだけでなく、打撃でも結果を残せることは、今後の試合における重要な要素になると考えられます。
キーワード解説

  • ビッグイニングとは?: 一度の攻撃で大量得点を挙げることを指し、特に野球においては試合の流れを大きく変え得る瞬間です。
  • 鯉キラーとは?: 広島東洋カープを苦しめるピッチャーのことを指します。これにより、特定の投手が特定のチームに強いとされる評価を受けます。
  • タイムリーとは?: 得点につながるヒットのことです。特に、得点圏にランナーがいる時に打たれると称賛されます。
  • フルカウントとは?: バッターが3ボール2ストライクの状況のことを指し、非常に重要な打席になることが多いです。

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