阪神、完勝で優勝マジック「3」に減少
阪神タイガースは5日、甲子園で行われた広島東洋カープとの試合で6―1の勝利を収め、優勝マジックを「3」に減少させた投打がかみ合ったこの試合では、藤川球児監督(45)の強い決意も感じられるスタメンが組まれ、選手たちの士気が高まっていた
試合の勝敗は、実質的に初回の攻防で決まった
阪神の先発投手である大竹は立ち上がり早々に暴投で先制点を許す場面があった
しかし、阪神の打線はその裏で猛反撃
無死二、三塁からの森下の左前打で同点に追いついた
その後、佐藤輝の四球を経て無死満塁となり、大山が先発・森の初球の甘いチェンジアップを捉え、9号グランドスラムを左翼席に叩き込んだ
この一打でスコアは一気に5―1となり、試合の流れは阪神に決定的となった
さらに、二死二塁の場面では再び大竹が打席に入り、三遊間を割る左前打を放ち、6点目をゲット
これにより、相手ピッチャーは早々に試合の流れを失い、阪神の強さを思い知らされる結果となった
藤川監督は試合後、「本音を言えばこのままずっと(マジックが)2か3のままでいないかなと思う」と語り、喜びに浸っている様子を見せた
また、リーグ制覇が決定的となった8月以降、フルメンバーを組んでいなかったが、この日は明星選手が全員出場
万全の陣容で戦った
歴史的瞬間を目指す阪神
1950年以降、最速で優勝を決定したのは1990年の巨人で、その日は9月8日しかし、藤川監督は今週の日曜日(9月7日)までに優勝を決めることを目指している
早期にVを達成すれば、残り20試合において選手のタイトル獲得やポストシーズンに向けた準備が可能になる
今回の阪神の勝利は、優勝への確かな手応えを示しています。選手全員が力を合わせて戦い、一丸となって勝利を収める姿は、ファンにとっても大きな希望となるでしょう。特に、グランドスラムを打った大山選手の活躍は記憶に残る瞬間となりました。
キーワード解説
- 優勝マジックとは? 優勝するために必要な勝利試合数を示します。優勝候補がその数字を減少させることで、周囲の期待が高まります。
- グランドスラムとは? 野球において、満塁の状況で打たれたホームランを指します。この場合、チームの得点が一気に4点増えるため、非常に重要な場面となります。

