巨人・井上温大投手、厳しい登板で4失点の悔しい結果
◇プロ野球セ・リーグ 中日-巨人 (6日、バンテリンドーム) 巨人の先発・井上温大投手が2回4失点で降板しました今季5勝目を狙う中、井上投手は初回から厳しい立ち上がりを見せることになりました
試合の初回、井上投手は2アウト1塁から中日の4番・細川成也選手を迎え撃ち、147キロのストレートをレフトスタンドに運ばれ、失点しました
続けて、5番・ボスラー選手にも真ん中近辺のスライダーを捉えられ、これが2者連続ホームランとなりました
この結果、巨人は初回から3点のリードを許すことになったのです
続く2回、井上投手は3本の単打を与え、1アウト満塁の厳しい状況へ追い込まれました
そんな中、2番・田中幹也選手にレフトへはじき返され、さらに失点して4点目を許しました
しかし、井上投手は次の上林誠知選手を3球三振に打ち取り、細川選手をサードライナーに打ち取ることで、この回を最少失点で切り抜けました
巨人は直後の3回表にキャベッジ選手のソロホームランで1点を返しましたが、井上投手はこの試合で2回36球を投げ、被安打7、4失点と苦しい内容でした
結果的に、井上投手にとっては2試合ぶりの勝利は叶いませんでした
井上温大投手の試合は、まさに投手にとって厳しい展開でした。初回からホームランを許し、失点が重なったことで試合の流れがつかめなくなったのが残念です。しかし、満塁のピンチを最少失点で防いだところは評価すべき点でしょう。次回の登板に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合開始時からマウンドに立ち、最初に投げる投手のことです。試合の流れを大きく左右する役割があります。
- ホールドとは?:リリーフ投手が試合を有利な状況で維持した場合に回数として記録されるものです。勝利投手にならなくても貢献が認められます。
- 被安打とは?:相手チームが攻撃中にヒットを打たれた回数のことを指します。多いほど投手にはプレッシャーがかかります。

