西武・渡辺勇太朗、プロ初完投を達成し「マダックス」で6勝目

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(パ・リーグ、西武4-0ロッテ、21回戦、西武12勝7敗2分、6日、ベルーナD)西武・渡辺勇太朗投手(24)がプロ初の完投勝利を達成し、2安打無四球で完封

これにより6勝目を手にした

この試合では97球を投げ、100球未満での完封勝利、「マダックス」を達成

この「マダックス」とは、完封勝利を挙げる際に投球数が100球未満であることを指します

この記録は、投手にとって非常に難易度が高いとされている

渡辺選手は、前回の登板からリフレッシュ期間を設け、体の切れを取り戻したことを強調

「疲労感があると球が『ぬるっ』としてしまうが、今回は『キュッ』と回るようになった」と独特の表現で回復を語った

試合では、6回2死まで一人の走者も許さない完全投球を続け、小川選手に初安打を許してその記録は途切れた

西口監督はこの偉業を称えながらも、「それは運も関係している

実力だけでは完封は難しい」と自身のノーヒットノーラン未遂の経験を交えて笑顔を見せた

埼玉・浦和学院高から2019年のドラフト2位で入団した渡辺選手は、7年目を迎え、「疲れは感じない」と涼しい顔で未知の9回を投げ切った

191センチ、103キロの恵まれた体格を持ち、さらなる向上心を見せ、「球速もまだまだ上げられる感覚がある」と今後の成長を期待させるコメントを残した

渡辺選手自身が最も自分の可能性を信じ、来シーズン以降の課題を見据えている

渡辺選手がプロ初の完投勝利を収めたことは、今後の成長が非常に楽しみです。今回の試合では多くの強打者を苦しめ、彼の投球術の進化を感じさせました。特に、『マダックス』達成は、今後のリーグ戦にも大きな影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • マダックスとは?  これは、野球において投手が完封勝利を挙げながら、投球数が100球未満であることを指します。非常に効率的で、優れた投球を意味する記録です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。