東京ヤクルトスワローズの関連記事

楽天、小森航大郎を人的補償として獲得 将来を見据えた戦略か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年1月9日、楽天はヤクルトにFA移籍した茂木栄五郎内野手の人的補償として、今季がプロ4年目の小森航大郎内野手を獲得したと発表した

今回の補償は小森選手の若い可能性を重視したもので、楽天は将来を見据えた育成方針を強化する意向を示している

小森航大郎とは?

小森航大郎選手(21)は、2021年のドラフト4位で宇部工高から楽天に入団した若手内野手

昨季はイースタンリーグで110試合に出場し、打率.252、2本塁打、23打点、24盗塁の成績を残し、特に盗塁ではリーグ1位を獲得した

俊足と強肩を持ち、遊撃手と二塁手をこなす二刀流選手として注目されている

人的補償のパターン

元ヤクルトの編成部長である松井優典氏は、人材補償における選手選定の戦略について過去の経験を語った

プロ野球における人的補償とは、フリーエージェント(FA)移籍で失った選手の代わりに、他球団から選手を獲得するための制度である

松井氏によれば、この補償には主に以下の3つのパターンがある

即効補強型:
フリーエージェントで失ったポジションを即座に補う選手を選ぶ

話題型:
プロテクトから漏れた選手の中で最も実績のある選手を獲得する

未来型:
将来性を考慮し、若手選手を選ぶ

未決定な人的補償に注目

残る人的補償は、ソフトバンクから移籍した甲斐拓也捕手と広島から海外FAでオリックスに移籍した九里亜蓮投手であり、特に甲斐の人的補償が注目されている

甲斐選手は昨季102試合に出場し、ゴールデングラブ賞を7度受賞するなど、安定した成績を残しており、その穴を埋める選手の選定が重要となる

ソフトバンクの人的補償の見通し
甲斐選手がプロテクトから漏れる可能性が高く、その場合は小林誠司捕手が獲得される可能性が指摘されている

松井氏は、「捕手は特殊なポジションであり、2人の育成フォローのためにも、小林選手を指名すべきだ」と述べた

楽天が人的補償で小森選手を選んだことは、将来的なチーム戦略を見越した賢明な判断だと考えられる。今後の選手育成に期待が高まる一方で、ソフトバンクの補償選定における選手評価の難しさも目が離せない。特に甲斐選手の後任をどうするかが、チームの成績に大きく影響すると予想される。
ネットの反応

元ヤクルト編成部長がソフトバンクに対し、甲斐拓也のFA移籍による人的補償として小林誠司を指名すべきだとの意見を述べています

しかし、この提言については多くの反発の声が上がっています

特に小林選手の年齢や実績を考慮した上で、「必要ない」といった意見が多く見受けられました

コメントの中には「甲斐の人的補償で小林を選んでも長くは使えない」とか「捕手が欲しいなら若手の選手を選ぶべき」との声があり、特に若手選手を重視する意見が多数を占めています

また、「捕手のトレードが進めば他の戦略が必要だ」との意見もあり、ソフトバンクの将来の選手構成に関する議論も引き起こされています

ファンの中には、捕手のポジションについて再考する必要性や、若手選手を育てることに注力すべきだという意見が強く、元ヤクルト部長の意見に対して疑問を呈する声が高まっています

このように、異なる観点からのコメントが多く出ていることから、引き続き注目が集まりそうです

ネットコメントを一部抜粋

  • 嶺井の話しが一切出てこない。。
  • 何度も言うが、小林君は、本当に必要ない!!
  • 捕手いらない投手選択しないと
  • 若手か金銭の方がいい。
  • この記者と松井氏はどのくらいホークスを見ているのだろうか?
キーワード解説

  • 人的補償とは?: FAで選手が移籍した際に、その選手の代わりに他球団から選手を獲得する仕組みのこと。
  • FA(フリーエージェント)とは?: 特定の契約期間が終了した選手が、他の球団と自由に契約できる制度。
  • ドラフトとは?: プロ野球において、各球団が新たな選手を選ぶための選考制度のこと。
  • ゴールデングラブ賞とは?: プロ野球で、その年に最も優れた守備をした選手に授与される賞のこと。

SNSでもご購読できます。