広島・常広投手、甲子園デビューで課題の制球力を露呈し阪神戦で痛恨の敗北

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2025年9月6日、甲子園で行われたセ・リーグの広島対阪神戦で、広島の23歳の若手投手、常広羽也斗が先発登板し、5回0/3を投げて3安打3失点(自責点1)で敗戦投手となった

常広は初回から積極的に直球を放ち、3回まで無失点の完全投球を見せるも、4回から制球を乱し、痛恨の失点を喫することとなった

初回からの積極的なピッチング

常広はこの試合で最速149キロを記録した直球を中心に勝負を挑んだ

「初回から球威を出していこうと思っていた

5回までしっかり投げられたのは良かった」という常広は、初めての甲子園でのお客さんの応援が後押しになったと話した

バッテリーを組んだ捕手の石原とは、速球を主体にした攻めの投球を心がけた

成功と課題の両面を見せた登板

常広の3回までのピッチングは見事なもので、完全投球を達成するなど明るい兆しを見せていた

しかし、4回に入り制球が乱れ、これまでの安定感を失っていく

特に、走者を許した際の対応が課題となり、ストライクを投げられずに満塁の危機を招いてしまった

新井監督の期待とチームの状況

広島の新井貴浩監督は、常広に対して「経験しながら成長していってもらいたい」と期待を寄せている

チームはこの敗戦で3連敗となり、今季最高の借金11に達しており、逆転CS進出に向けた厳しい状況に直面している

今後の展望
常広は次回登板に向けて、制球力の向上に取り組む意向を示しており、まずは「(制球が)荒れた時にどう修正するか」を課題に上げている

これからの成長がチームにとっても重要である

常広投手の甲子園デビューは光と影が交錯する展開でした。良い部分も見られた一方で、課題が明らかになり、今後の成長が期待される選手です。新井監督の期待も背負い次回を迎える彼の投球に注目です。
キーワード解説

  • 直球とは?—投手が投げるボールの一種で、特に速さと直進性が強調されます。
  • フォークとは?—ボールが極端に落ちる変化球で、打者を騙すための重要な道具です。
  • 制球力とは?—投手が思った場所にボールを投げる力を指し、良し悪しが投球結果に大きく影響します。

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