西武ドラフト5位ルーキー篠原響、ロッテ戦でプロデビューを果たす

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2025年9月7日、西武ライオンズのドラフト5位ルーキーである篠原響投手(18)が、ロッテ戦(ベルーナドーム)でついに1軍デビューを果たしました

篠原投手の母校であり、彼を指導してきた福井工大福井の白水健太監督(31)は「プロ1年目でこうして1軍の舞台に立てるのは本当にすごい」と語り、教え子の成長を称賛しました

昨夏の福井大会で、篠原は準々決勝で敗退し、プロ一本に進路を絞りました

その後も彼は、後輩たちと共に練習に取り組み、自ら積極的に技術を磨く姿勢を見せていました

「入寮前の12月も、本当にしっかりと練習に励んでいました

ボールの質も含めて、彼がプロの世界で通用するかもしれないという期待が少しあった」と白水監督は振り返ります

篠原は、3年生の夏に背番号10を与えられ、当時のチームメイトである左腕の酒井大地(現東海大)には背番号1が渡されました

白水監督は「内に秘めるタイプで、悔しさもあったと思います

しかし、酒井が肘の調子が良くない時期には、春の大会ほとんどを篠原に任せることで自信を付けさせたように見えました」と述べています

中学時代から篠原の成長を見守ってきた白水監督は、彼のフォームがほとんど変わっていないことや、感情の安定性を高く評価しています

「プロの世界では簡単に成功することはないと思いますが、ケガなくこれまで通りに一生懸命にやってほしい」と期待を寄せているそうです

大阪桐蔭高校では、現DeNAの藤浪と同期だった白水監督は、「高校時代の藤浪は別格でしたが、篠原もまた違った良いものを持っています」と篠原の潜在能力に太鼓判を押しました

篠原響投手の1軍デビューは、彼の努力と成長の結果であり、多くの期待を背負っての挑戦です。白水監督の言葉からも、彼の才能と今後の活躍が期待されることが伝わってきます。プロの世界での成功を祈るとともに、今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • 1軍デビューとは? プロのスポーツにおいて1軍デビューは、選手がプロチームの公式戦に出場する初めての機会を指します。これは選手にとって大きな意味を持つ、キャリアの重要な節目となります。
  • 背番号とは? 野球やその他のスポーツチームでは、選手に特定の番号が割り当てられ、これを「背番号」と呼びます。この番号は選手を識別するために使われ、ファンにとっての目印ともなります。
  • 肘の調子とは? 肘の調子が良くないというのは、選手の投球に影響を与える怪我や不具合のことを指します。特に投手にとっては、肘の健康がパフォーマンスに直結するため非常に重要です。

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