ソフトバンク井上朋也が10試合連続安打を記録、再昇格へ期待高まる

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク4―10オリックス(6日、タマスタ筑後)ソフトバンクの井上朋也内野手(22)が、ウエスタン・リーグの試合で10試合連続安打を記録しました

この試合では「4番右翼」としてスタメンに名を連ね、2回にはオリックスの左腕・佐藤一磨から左前打を放ち、好機を演出しました

続く6回にも中前打を打ち、「調子は悪くない」と手応えを示しました

しかし、7回の打席では右飛に倒れ、「あの点差だったので、ホームランを狙っていたのに…」と悔しさを滲ませました

井上選手は、2021年のドラフトで1位指名を受けてソフトバンクに入団後、今季は1軍戦にも出場していますが、成績は振るわず、8月には出場選手登録を抹消された経緯があります

降格時には小久保監督から「練習して、これで落とされたらしゃあないというぐらい(バットを)振って、打ちまくったらもう一回呼んでやる」と激励され、その言葉を励みにして練習に励んでいるようです

1軍に上がる際には、内角の球に合わせた打ち方に変更し、「今までは球を見極めようとして、長く見てファウルに

それでカウントが悪くなって結局ボール球に手を出すことが多かった」と振り返っています

その新しい取り組みが功を奏し、井上選手は8月24日のオリックス戦から10試合連続安打を達成しました

村松有人2軍打撃コーチは「外の真っすぐや変化球に対してしっかり捉える所は少しずつできてきているけど、まだまだ」と期待を寄せています

井上選手は、「誰かのけがで(1軍に)上がるのではなく、呼びたくなって呼んでもらえるように」との意志を強調しており、大舞台での活躍を目指してバットを振り続けています

井上選手の10試合連続安打は、彼の努力の賜物といえるでしょう。彼が成績を上げ、1軍への復帰を果たすために必要な力を磨いている姿は、ソフトバンクファンにとって大きな期待感をもたらしています。特に28本の安打を放ったチャンスではなく、持ち味であったホームランを狙う姿勢も重要です。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球の二軍リーグで、選手の成長を促すための重要な舞台です。
  • 安打とは?安打は、打者が相手チームの守備によってアウトにならずに進塁した回数を指し、打撃の成果を測るための重要な指標となります。
  • 昇格とは?昇格は、二軍から一軍へ選手が上がることを指し、その条件にはチームの状況や選手の成績が深く関係しています。

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