巨人・近藤大亮投手が6か月ぶりに打者へ投球、復帰へ向けた第一歩を踏み出す

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巨人の近藤大亮投手が9月6日、東京・ジャイアンツ球場で6か月ぶりに打者相手に投球を行いました

近藤投手は2023年オフにオリックスからトレードで巨人に加入しており、今シーズンは3月13日のオープン戦でアクシデントに見舞われ、わずか1球でマウンドを降りた苦い経験を持っています

負傷からの復帰へ向けての調整

今日の投球は打撃投手として20球に制限されており、近藤投手は「無事投げ終えられました」と安堵の表情を見せました

リハビリ期間中、トレーナーからも「とりあえず帰ってきてくれ」と声をかけられ、彼の復帰を待ちわびていた様子がうかがえます

投球内容と意気込み

この日の投球では直球とパームボールを交えた内容で、近藤投手は戦略的にパームを多投した理由について「パームは肩に負担が少ないので、毎日強く投げられるように調整している」と語りました

パームボールは、亜脱臼防止や体力の温存のために重要な役割を担います

パームボールとは?

パームボールは、投球時にボールを指先ではなく、手のひらと指で持つことで、特に変化が少なくすんなりとした球を投げることができる変化球です

これにより、直球に比べて肩の消耗が少ないため、怪我からの回復期においても安心して使用できる投球方法です

感謝の言葉と今後の目標

今リハビリ期間を「すごくいい経験」と振り返り、さまざまな人々の支えに感謝を示した近藤投手

「体の使い方やトレーニングを見直すことができた」と述べ、今後はライブBPに向けて調整を進めていくと意気込みました

近藤大亮投手の約6か月ぶりの打者投球は、彼の復帰の兆しを示す重要なポイントと言えます。負傷からの回復だけでなく、トレーニングの重要性や周囲の支えに感謝する姿勢も印象的です。今後の調整が無事に進むことを期待したいです。
キーワード解説

  • トレードとは?:異なるチーム間で選手を交換することをトレードと呼びます。新たな環境でプレーすることで、選手にとっては成長の機会になることもあります。
  • リハビリ:負傷や手術を受けた後に、体力や筋力を回復するためのプロセスをリハビリといいます。医師やトレーナーの指導の下で行われます。
  • ライブBPとは?:実際の打者を相手に行う投球練習を指します。投手にとって本番さながらの緊張感を体験し、調整を行う重要なステップです。

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