U-18キューバ代表セペダ、父は元巨人助っ人フレデリク・セペダ氏
沖縄セルラースタジアム那覇で行われている「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」で、キューバがイタリアに8-0で勝利を収めたキューバの若き外野手、セペダ・エチェメンディア・フレデリッチ選手は、元読売ジャイアンツの助っ人選手であるフレデリク・セペダ氏を父に持つ
試合中、彼は「8番・中堅」としてスタメン出場し、父の影響を受けたプレーを見せた
セペダ選手は3回の攻撃で、2死三塁という場面で適時左前打を放つなど、貴重な一打を記録
さらに8点のリードを持つ6回には、2死から右中間へ二塁打をたたき出した
試合後のインタビューでは、「打撃も結果が出るようになってきた
コンパクトなスイングを心がけています」と自信を見せた
父のフレデリク・セペダ氏は、2014年から2015年にかけて巨人でプレーしたが、NPB(日本プロ野球)では打率.163、通算72試合で21安打という成績を残した
しかし、キューバリーグでは300本塁打を達成するなど、国際大会でも輝かしい成績を残しており、「キューバの至宝」として知られている
セペダ選手は「父は僕のアイドルです
父のキャリアにプレッシャーはありますが、彼のような選手になりたいです」と語り、幼少期から父の背中を追い続けてきたことを明かした
また、父が巨人に在籍していた際、日本での生活を経験しており、「日本は素晴らしい国でした
その礼儀正しさや思いやりは非常に大事なことです」と述べ、自身の成長に活かしていきたいとの意欲を示した
キューバは日本と同じグループAに属しており、7日には激突予定である
父の影響を受け、そして日本の心を大切にする17歳のセペダ選手が、どのようなプレーを見せるのかが期待される
このニュースは、セペダ選手が父の影響を受けつつ、独自の道を歩もうとしている姿を強調しています。父がかつて日本でプレーし、セペダ選手自身もその文化を尊重している点が、彼の今後の成長にもつながると思われます。
キーワード解説
- U-18ワールドカップとは?:国際的な野球大会で、18歳以下のチームが競い合うイベントです。
- コンパクトなスイングとは?:無駄な動きを減らし、効率的にバットを振ることを指します。
- NPB(日本プロ野球)とは?:日本におけるプロ野球リーグで、国内外の選手による高いレベルの野球が展開されています。
- キューバリーグとは?:キューバ国内で行われるプロ野球リーグで、多くの才能ある選手が集まります。

