オリックス山下、1軍初先発で奪三振11を記録も2失点

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<オリックス-日本ハム>◇7日◇京セラドーム大阪 今季初めて1軍のマウンドに立ったオリックスの山下舜平大投手(23)が、91球を投じて5回3安打2失点、11奪三振という成績を収めて降板した

初回の投球では、球場全体を驚かせる奪三振ショーを披露し、先頭打者の日本ハムの五十幡に対し、155キロ、157キロの直球を投げた後、132キロのカーブで三振を奪った

その後、清宮幸と郡司にも156キロと157キロの高め直球で連続して三振を奪い、山下の圧倒的なピッチングに観客も熱狂した

しかし、2回には制球が乱れ、2者連続の四球を与えてしまう

この影響で8番打者の田宮に左前打を浴びて先制点を失った

さらに5回には、またもや2死から清宮幸に155キロの直球を打たれ、10号ソロホームランを浴びた

この日の最速球は157キロに達したが、5回までにわずか3安打を許したにもかかわらず、2点を失った結果となった

山下は今年の3月に腰のコンディション不良で離脱しており、前回の実戦復帰は7月8日の育成試合だった

それ以来、ウエスタン・リーグで4試合に先発し、2勝1敗とまずまずの成績を残しているが、この日での1軍初先発がどのように評価されるのか注目される

今回のオリックス山下選手の初先発は、彼の将来にとって大きな試金石となるでしょう。奪三振11という数字は非常に素晴らしいですが、失点を含む結果も課題です。今後の成長に期待したいところです。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:バッターが投球を打ち返すことなく三振することを指し、投手の力強さや制球力を示す重要な指標です。
  • 直球とは?:投手が最も基本的な投げ方で投げるボールで、スピードが速く、コントロール次第で打者を翻弄することができます。
  • 制球とは?:投手がボールを投げる際に、狙った場所に正確に投げる能力を指します。これが乱れると得点を許しやすくなります。

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