オリックス・山下舜平大投手が今季初登板で奮闘、期待の新人が魅せるピッチング
オリックス・バファローズの若手投手、山下舜平大選手が恒例の「オリックス-日本ハム戦」(7日、京セラドーム大阪)で今季初登板・初先発を果たしました試合は山下が5回を投げ、91球で3安打、11奪三振、2失点という結果に終わりました
山下選手は登板前に、「自分の球を投げるだけ
真っ直ぐでどんどん押していけたら」とコメントしており、その言葉通り初回は三者連続三振を奪取しました
しかし、2回には2死から2者連続四球と暴投でピンチを迎え、田宮選手に適時打を許してしまいました
また、5回には清宮選手にホームランを浴びるなど、制球面での苦悩も見られましたが、最速158キロのストレートと巧みな変化球を駆使し、毎回三振を奪う圧巻の投球を見せました
昨シーズンには新人王を獲得し、将来のエース候補として強い期待を寄せられている山下選手ですが、今シーズンは開幕前に腰のコンディショニング不良に悩まされました
復帰後、7月8日の育成試合で実践復帰し、2軍では4試合に先発して2勝1敗、防御率2.70という好成績を残しています
約4ヶ月ぶりの1軍マウンドでのピッチングとなりました
山下選手のピッチングは注目に値します。特に、初回に三者連続三振を奪ったことから、彼の力強い球速とコントロールのポテンシャルがうかがえます。しかしながら、後半のイニングでは制球に課題が見えたことが気になります。今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 奪三振とは?:バッターがボールを打ち返せず、三振としてアウトになることを奪うことを指します。投手にとっては、相手を打ち取る一つの指標です。
- 新人王とは?:プロ野球において、特に活躍が目立ったルーキー選手に贈られる賞です。将来が期待される若手選手が受賞することが多いです。
- 防御率とは?:投手が1試合あたり何点失点したかを示す数値で、この数値が低いほど優秀な投手とされています。

