この報道は2025年1月8日に発表され、多くのファンが彼の移籍に対して悲しみの声を上げています
NPB(日本プロ野球)での7年間で37勝を挙げた左腕であるメルセデスは、TwitterなどのSNSでも「やっぱり寂しいな」といった反応が寄せられました
メルセデスは2018年から読売ジャイアンツでプレーし、2019年には8勝を記録しました
2022年には20試合に出場し5勝7敗と負け越しましたが、株式会社DELTAのデータによれば、そのシーズンにおける「WAR(Wins Above Replacement)」という指標では、12球団の助っ人選手の中でトップに立つ2.9を記録しました
このWARとは、選手がどれだけの貢献をチームにもたらしたかを示す指標です
2023年からロッテに加入したメルセデスは、貴重な左腕投手として2年間で242イニングを投げ、防御率は2.71と安定した成績を残しました
しかし、自由契約となり台湾プロ野球入りが決定しました
チーム内では佐々木朗希投手の退団が濃厚で、石川柊太投手をFA(フリーエージェント)で獲得した一方、サイ・ヤング賞を受賞した左腕のダラス・カイケルの状況も未だに不透明です
SNS上では「正直もう1年いてほしかったです」との声や「悲しすぎるな」というコメントが多く見られ、ファンの期待が感じられます
メルセデスの去就についてのファンの反応は、彼がロッテのチームでどれだけ重要な存在だったかを示しています
データ提供のDELTAは、2011年に設立され、セイバーメトリクスを基にしたプロ野球の分析を行っている企業です
守備指標のUZRや総合評価指標のWARなど、様々なスタッツを算出しており、野球界への新たな視点を提供しています
CC・メルセデス投手の台湾プロ野球への移籍は、ファンにとって驚きではありましたが、彼の新たな挑戦として期待も寄せられています。特に、メルセデスが過去に日本プロ野球で残した印象深い成績を考えると、その才能が台湾でも発揮されることが期待されます。
ロッテが手放した外国人投手のメルセデスに関して、SNSで様々な意見が交わされています
多くのコメントでは、メルセデスの安定した投球能力とその限界が評価されており、投球内容についての賛否が見られます
特に、彼が5~6イニングで息切れしがちな点が懸念され、他の球団が獲得を躊躇った理由として、代理人との交渉が難航したのではないかとも推測されています
また、今年30歳という年齢やさらなる成長が期待できない点に対する不安も表明されています
一方で、他球団ファンからは「ロッテ打線の援護が不足していたから、もっと勝てたはずだ」といった同情の声もあり、彼の実力を評価するコメントも見られます
台湾リーグに移籍することになったが、「台湾では活躍してほしい」、「強くなっている台湾でできることを期待している」といった期待感を示す意見も多く、メルセデスの投球スタイルに目を向けるコメントもあります
しかし、他のファンからは「勝ち負けが同数程度なら、日本人選手を育成した方がいいのでは」という厳しい意見もあり、各球団の獲得判断の難しさが伺えます
また、「プロスピでは強い」といったコメントが挙がるなど、現実のプレーとは異なる評価もあり、メルセデスに対する興味が多様な形で表現されています
結局のところ、ロッテが手放したメルセデスに対する感情は複雑であり、彼の才能を活かす場としての台湾での成績に期待が寄せられています
しかし、日本の他球団が獲得を見送った理由や、その背景にはさまざまな要素が絡んでいるため、ファンからは「もったいない」と感じる声も多く聞かれます
ネットコメントを一部抜粋
他の球団が獲得に動かなかったのが気になるんだよなぁ
安定してるのは分かる。分かるが13・4勝とか出来る投手かと言うと…。
台湾は強くなってるから活躍出来ると良いけどね。
彼がいると安定した投球を見せてくれるのは間違いないので、惜しくもあり、物足りなくもあり。
勝ち負けが同数程度の投手なら日本人選手を育成した方がいい
- 自由契約とは?: 自由契約とは、選手が特定のチームと契約していない状態を指します。これにより、選手は他のチームと交渉し、新たな契約を結ぶことが可能になります。
- WARとは?: WAR(Wins Above Replacement)は、選手がチームに貢献する度合いを測る指標で、他の選手と比較してどれだけ勝ちを生み出したかを示します。
- NPBとは?: NPB(日本プロ野球)は、日本のプロ野球リーグで、複数の球団で構成され、年間を通じて試合が行われます。
- FAとは?: フリーエージェント(FA)とは、特定のチームに属していない選手が、新たに契約を結ぶことができる制度で、自由に他チームと交渉を行うことができます。