DeNA藤浪晋太郎、復活のマウンドで期待を集める

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<DeNA-ヤクルト>◇7日◇横浜 DeNAの藤浪晋太郎投手(31)が、本拠地での2度目の登板を果たし、約3年ぶりにヤクルト打線と対戦を果たしました

移籍後、初めての登板で中日戦に挑み、左打者を多く含む打線に苦しむ場面もありましたが、この試合では右打者が混ざった打線相手に冷静に投球を展開しました

初回には2死から四球を与え、村上との対決に臨みました

村上はプロ野球界屈指の強打者で、その初打席を直球で右飛に抑え、6回まで安打を許さない素晴らしい投球を披露しました

ただし、2回にはオスナに一発を浴びてしまい、最終的には6回2/3を投げて88球、4安打2失点という結果で、役割を果たしました

特に4回には、村上を歩かせる場面もありましたが、大阪桐蔭高校の後輩であるバッテリーの松尾が二盗を阻止し、見事にピンチを切り抜けました

「相手の調子はコントロールできないので、確率の高いアプローチをこなしていきたい」と、自身の投球方針を示しました

この日は最速155キロの直球に加え、4種類の変化球を的確にコーナーに集め、打者を翻弄しました

打線は4回に佐野の右翼線への適時二塁打で同点に追い付き、さらに6回には桑原が4号ソロを放ち、一時的に勝ち越し

しかし、藤浪の2勝目は最後まで奪えませんでした

3度目の1軍登板で迎えたこの試合では、京田の好守に笑顔を見せ、犠打失敗には苦笑いを浮かべるなど、マウンドでの表情は豊かです

三浦監督も「無口なイメージだったけど、意外と話し好きで明るい性格だ」と語り、新戦力としての今後の活躍にも期待が高まっています

今回の藤浪投手の登板は彼の復活を印象づける重要な試合であり、特にヤクルト打線を抑えたことは大きな成果です。また、新たなバッテリーとの連携や、監督からの高評価も今後の活躍に繋がりそうです。打線の援護も得られず、勝ち星には恵まれませんでしたが、次回以降の投球に期待がかかります。
キーワード解説

  • 藤浪晋太郎とは? 投手としてのキャリアを持つ選手であり、その豪速球と多様な変化球で知られています。近年は怪我や調子に苦しんでいたが、近い将来の復活が期待されます。
  • 変化球とは? 野球において、ボールの軌道を変えることで打者を欺くための投球の一種。スライダーやカーブなど様々な種類があり、彼らが持つ技術が試合の結果を左右することが多いです。
  • 二盗とは? 野球において、走者が次の塁に進むために、投球と同時にその塁を目指す行為のことです。成功すれば、得点のチャンスが広がります。

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