オリックス、先発陣復帰でCS争いのチャンス拡大

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9月2日、福岡・みずほペイペイドームで行われたソフトバンク戦において、オリックスの曽谷龍平投手(24)と山下舜平大投手(23)が1軍に合流したことが報じられました

曽谷はコンディション不良から再調整を行っており、8月13日の楽天戦以来の復帰です

山下も腰の不調でシーズン開始前に離脱し、しっかりと調整を重ねてきました

通常、チームは遠征時にはその試合に先発する投手が同行し、次の試合に先発予定の投手は地元でトレーニングを行います

しかし、今回は特例として、6日と7日の日本ハム戦に先発した選手が福岡に姿を見せました

オリックスの厚沢和幸投手コーチ(53)は、「キャッチボールなどの様子を見たくて二人を呼びました

監督も彼らの状態を確認したかったでしょうし、久しぶりのコミュニケーションの時間を持つのが良いと思いました」とその理由を説明しました

ケガから復帰したばかりの選手たちの状態を直接確認することが目的であり、さらにクライマックスシリーズ(CS)に向けて1軍の雰囲気を感じてもらう狙いもあるとしています

山下は「(1軍の)雰囲気には慣れていますし、特別なことをするつもりはありません」と普段通りに調整している様子です

山下は7日の今季初の1軍登板で、5回を投げ3安打2失点、11奪三振の好成績を収めました

一方、曽谷も6日の試合で6回を投げ6安打1失点、6奪三振と力投し、すでに8勝を挙げています

チームはこの連勝により、5日から日本ハムに3連勝を収めた状況です

若手先発陣の復帰に加え、8日からのロッテ戦には、右ハムストリングスの筋損傷で離脱していた森友哉捕手(30)も復帰予定です

シーズンの最終盤に差し掛かる中、役者が揃ったオリックスがラストスパートを駆け抜ける期待が高まっています

オリックスの若手投手が1軍に復帰し、チーム全体が活気づいている様子が伝わってきます。特に曽谷と山下の復帰は、クライマックスシリーズ進出に向けた大きなプラス要素です。選手同士のコミュニケーションや実戦経験が重要なこの時期、これからの試合でのパフォーマンスに注目が集まります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?
  • 奪三振とは?
  • コンディション不良とは?

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