阪神タイガース、2年ぶりのリーグ優勝を果たす

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プロ野球のセントラル・リーグは7日、阪神タイガースが2年ぶりに7度目の優勝を決めた

この優勝は、2リーグ分立後においては読売巨人軍が1990年に記録した9月8日という日付を更新する、セ・パシフィック両リーグ史上最速の優勝となった

阪神タイガースは圧倒的な強さを見せる中、ファン歴60年以上という国際日本文化研究センター所長の井上章一さん(70)は今回の優勝について「黄金期が来るとは信じていない」とおどけながらも述べている

井上さんは、小学生だった1962年と1964年のチャンピオンシップでの優勝を契機に阪神ファンになったが、その後の長いクラブの低迷期、通称「暗黒時代」を経験してきた

80年代後半からの15年間は、チームの不振で「勝ったら仕事どころではなく、負けても仕事が手につかなかった」と振り返る

近年はリーグのAクラス常連となった阪神だが、井上さんは「ファン歴が長いからこそ、安心感がない

それがまた楽しい」と語り、今後の動向にも期待を寄せている

阪神タイガースの優勝は、ファンにとって嬉しいニュースであり、長い歴史の中で苦しい時期を経ての結果でもある。井上章一さんのように、阪神ファンは長年の苦楽を共にしてきたため、特に感慨深いものがあるだろう。
キーワード解説

  • セントラル・リーグとは?:プロ野球の2つのリーグの一つで、関東を中心にプロチームが所属しています。
  • 黄金期とは?:スポーツチームが非常に強い成績をおさめている時期のことを指します。
  • 暗黒時代とは?:スポーツチームが低迷し、勝てない期間を指して使われる言葉です。
  • Aクラスとは?:リーグの試合で上位に入るチームを指し、プレイオフに進む権利を得るための重要な成績です。

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