巨人・田中将大投手、次回登板に向けた投手練習で順調な調整を実施

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 巨人・田中将大投手(36)が8日、川崎市内のジャイアンツ球場にて行われた投手練習に参加し、笑顔を浮かべながらキャッチボールを行った

田中投手は「今日はちょっと多めに投げました」とコメントし、次回登板に向けて室内ブルペンで66球を投じて調整を行った

 田中投手は日米通算200勝をかけて臨んだ8月28日の広島戦で、2回5失点と結果が出なかったが、その後の3日に行われた2軍のヤクルト戦では、5回を2安打無失点という見事な内容で投げ抜いた

これは彼がいかに復調を図っているかを示す戦績だ

 前回登板での反省を活かし、「ゲームで意識してきたことも意識しているが、まだ自分の中で確立していない部分もある」と語った田中投手

ブルペンでは久保投手巡回コーチに左右の打席に立ってもらい、実戦を意識しながら丁寧に1球1球を投げ込んだ

 この日のブルペンでは登板間隔が空くことを踏まえ、通常より球数を増やした田中投手

次回の登板は15日のDeNA戦が有力視されている

チームにとってもクライマックスシリーズ(CS)進出をかけた重要な一戦となるが、田中投手は「それが力みになってはいけないし、窮屈にならないようにしたい

自分の良いバランスでゲームに臨みたい

勝利をつかむことができれば、そういう時にはしっかり結果を残しているので」と意気込んでいる

田中将大選手の投手練習におけるコメントは、彼のしっかりとした自己分析がうかがえ、今後の期待が高まります。重要な試合を控え、冷静に調整を進める姿勢は、ファンにとっても安心感をもたらすものです。
キーワード解説

  • ブルペンとは? ブルペンとは、野球においてピッチャーが試合中に準備運動を行うための特定のエリアを指します。ここでは投手が実戦を意識しながら球を投げ込むことができます。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは? クライマックスシリーズは、プロ野球のプレーオフ形式の一つであり、リーグ戦で上位に進出したチームが、シーズンの優勝を争う短期決戦のことを指します。

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