元中日・岩瀬仁紀氏が都市対抗野球決勝で始球式を務める

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2025年9月8日、東京ドームで行われた都市対抗野球の決勝戦、三菱自動車岡崎対王子の試合で、元プロ野球選手の岩瀬仁紀氏(50)が始球式を務めました

岩瀬氏は中日ドラゴンズに所属し、通算407セーブの記録を持つ日本歴代最多のセーブリーダーとして知られています

彼は、社会人野球チームであるNTT東海時代の背番号16のユニフォームを着用し、現役時代と変わらない美しいフォームでストライクを投げ込みました

岩瀬氏にとって、この試合の始球式は引退後3回目の経験であり、都市対抗の決勝という特別な舞台での投球には「普段とちょっと違った緊張感があった

届いて良かった」と笑顔で振り返りました

彼はNTT東海時代に、1998年の都市対抗で新日鉄名古屋の補強選手として出場した経験を持ち、その試合で5回3失点という結果だったことを思い出し、「もう少し投げたかったという思いがあります」と述懐

この日の決勝戦は、岩瀬氏の出身地である愛知県からのチーム同士が対決する構図で、大きな注目を集めました

特に、王子の臨時コーチとして元中日ドラゴンズの荒木雅博氏が、また三菱自動車岡崎の川上憲伸氏も同じく元同僚であることから、より一層の感情移入が生まれました

岩瀬氏は「どっちを応援していいか分からない」と語りながらも、「社会人はこの都市対抗の舞台を目指して1年頑張っていますから」と両チームの奮闘に期待を寄せていました

この記事では、元中日ドラゴンズの岩瀬仁紀氏が都市対抗野球の決勝で始球式を務めた様子が詳細に描かれています。彼自身の過去の経験も振り返りながら、社会人野球の厳しさをあらためて感じさせる内容です。特にどちらを応援するか迷う姿は、選手たちの友情をも感じさせます。
キーワード解説

  • 始球式とは?試合開始に際して特別に投球を行う儀式のことで、多くの場合、名誉ある人物や著名なアスリートが務めます。
  • セーブとは?野球における投手の成績の一つで、試合でリードを保ったまま勝利投手となった場合に与えられるポイントです。
  • 都市対抗野球とは?日本で行われる社会人野球の大会で、多くの企業チームが参加し、企業の誇りを賭けて戦います。

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