河村投手、3年ぶりの勝利を挙げロッテがオリックスを下す

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◇パ・リーグ ロッテ4―2オリックス(2025年9月8日 ZOZOマリン)ロッテの河村説人投手(28)が、9月8日のオリックス戦で5回を6安打1失点という素晴らしい投球を披露し、3年ぶりの勝利を手にした

試合は、ロッテが2点を先制される形でスタートしたが、初回無死二、三塁から上田の中前2点適時打で逆転

その後も7回に西川の適時打を放ち、4-2で勝利を収めた

河村投手は、22年5月11日の楽天戦以来、1216日ぶりとなる白星を手にした

また、本拠地ZOZOマリンスタジアムでの勝利は、21年10月6日の西武戦以来、1433日ぶりという記録的なものである

お立ち台に立った彼は、「久しぶりだなあって感じです」とコメントし、その喜びを表情に浮かべた

河村投手は星槎道都大から2020年にドラフト4位でロッテに入団し、1メートル92の長身から投げ込む角度のある球が特徴だ

2021年には4勝を挙げ、2年間で通算6勝を記録した

しかし、22年9月には右肘を手術し、23年オフには戦力外通告を受ける厳しい時期を過ごした

育成契約を経て、2024年7月に再び支配下契約を結び、8月14日の日本ハム戦で約3年ぶりの1軍登板を果たしたが、その際には苦しい結果に終わっていた

今回の登板に向けて、河村投手は「前回の反省を活かし、しっかりとストライクゾーンに投げていくことを意識した」と振り返り、ついに待望の勝利を手にした

手術から1軍復帰まで約3年という時間がかかり、その間の辛い経験もあったため、「初めて勝った時より、今日の方がうれしい」とも話した

また、高部や小川らの好守備にも感謝し、「高部にはたくさん走ってもらったので、ご飯をおごりたい」と和やかなトーンで締めくくった

今回の河村投手の勝利は、彼の努力と思いが実を結んだ瞬間でした。選手が直面する様々な困難を乗り越え、3年ぶりの白星を挙げることができたのは、彼自身の忍耐とチームのサポートがあったからです。今後の彼の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • 救援陣とは?:試合の中で先発投手が降板した後にマウンドに上がる投手たちのことを指し、試合を締めくくる役割を担います。
  • ストライクゾーンとは?:投手が投げる球が打者に対して合法的とされる投球エリアを意味し、ここに投げられる球は打たれる可能性が高くなります。
  • 支配下契約とは?:プロ野球チームが選手を「支配下登録」し、正式に一軍の選手として扱う契約を指します。

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