彼は今季プロ24年目を迎え、これまでに542試合登板し、3137回2/3を投げ込む実績を持つ
通算成績は186勝189敗3ホールド、防御率3.88と、豊富な経験を有する投手である
最近の5年間では勝利数は少なく、2勝、4勝、6勝、2勝、1勝と白星を重ねられていないが、現在は通算200勝まで残り『14』勝に迫っている
石川選手は新人の2002年から5年連続で二桁勝利をマークし、2008年から2011年には4年連続で二桁勝利を達成した実績があり、今季も144試合を制し、200勝達成も十分に可能性がある
しかし、注目すべきは彼の通算成績の一部である189敗だ
この敗戦数は一見ネガティブに捉えられがちだが、189敗を抱えながらもこれだけの試合に先発投手として登板し続けているというのは素晴らしいことである
本来であれば、負けが続けば登板数が減ることが一般的だが、石川選手はチームのため、故障なく23年間投げてきた経験に裏打ちされた数字でもある
ちなみに、彼の通算189敗はNPB(日本プロ野球)の歴代で10位に位置する
40歳を超えてもなお第一線で活躍し続ける石川雅規選手の姿は、多くのスワローズファンにとって誇りであり喜びでもある
2025年も石川選手の投球が見られることを期待されている
石川選手のように長いキャリアを持ちながらも、勝利と敗北の両方を受け入れる姿勢がファンに愛される理由です。45歳となった今もなお、プロの舞台で活躍し続ける彼の姿勢からは、スポーツに対する真摯な思いが感じられます。
ネットの反応
ヤクルト・石川雅規選手は、通算200勝まで残り14勝という状況にあり、ファンやプロ野球関係者から多くのコメントが寄せられています
コメントの中には、石川選手が達成することが期待される200勝についての賞賛や、その背後にある困難さを理解する声が多数見受けられました
特に、彼が長年にわたり先発投手としてチームを支えてきた事への感謝の意が強く表れています
また、現状のヤクルトチームにおける選手層の薄さや、怪我のリスクがある中での先発登板への疑問も指摘されています
石川選手の200勝達成には、今後どれだけの試合を勝つことができるのか、そのためには更なる努力と健康管理が不可欠であるとの意見が見られました
特に他の30代から40代で現役を続けているピッチャーたちと比較し、年齢を重ねてもパフォーマンスを維持することの難しさを語るコメントもありました
また、200勝を達成するためには勝率を上げることが重要であり、過去の偉大な投手と比較しても負け越しの選手としての負担を共有する意見がありました
コメントは多岐にわたるものの、いずれも石川選手の存在がいかにチームやファンにとって大きなものかを示しています
彼の200勝達成を願う気持ちが多くのファンに共有されていることが、コメントの中で強く感じられます
ネットコメントを一部抜粋
最近の投手では勝敗かかわらず200越えたらすごいです。
ほかが育ってこないしスワ伝統の故障するし
もし、カネやん氏が毎年優勝争いをするチームに在籍していたら、通算敗北は確実に減らせたが、米田哲也氏の350勝はクリアできても、400勝は難しかったと思う。
なんとか200勝してほしい。今季どれだけ勝てるかでしょう。
投球回数でももう少しで江夏を抜いて20位、世代の近い投手だと19位の三浦まで100回ちょっと。
キーワード解説
- プロ24年目とは?プロ野球で選手がデビューしてからの年数を示し、長いキャリアを持つ選手であることを意味します。
- 二桁勝利とは?シーズンで10勝以上を挙げることを指し、投手としての能力や安定感を示す指標です。
- 防御率とは?投手が1試合あたりに与える得点の平均を算出したもので、低いほど優れた投手であることを意味します。