中日は3位の横浜DeNAベイスターズとのゲーム差が3.5で、9日からビジター7連戦を迎える
金丸はこれまで2軍で調整を行っており、10日の東京ヤクルトスワローズ戦(神宮)で1軍に復帰し、先発する見込みだ
8日には、本拠地・バンテリンドームナゴヤで先発投手陣の練習に参加し、戦闘準備を整えた
金丸の成長と2軍での調整
金丸は8月24日の広島戦で5イニングを投げて5失点、翌日には出場選手登録を抹消されるという苦い経験をしたこの試合では、末包の本塁打を含む6安打のうち5本が変化球に対して打たれてしまうという結果に終わった
打者に変化球を見切られるケースが増えており、これが課題となっていた
変化球の改良
金丸は2軍での調整期間中、変化球を投げる際の腕の振りを修正することで、打者が直球と変化球を区別しにくくなるように改善を行ってきた9月2日のウエスタン・リーグ広島戦では7イニングを投げて7奪三振、1失点という好投を見せ、この成果を1軍への復帰に繋げることが期待されている
復帰に向けての意気込み
金丸は「やってきたことをしっかり出して、1軍でも必要に応じて修正しながらピッチングをしたい」と意気込みを語ったこれまで12試合に登板し、76イニング⅔を投げて防御率2.93という好成績を残してきた彼にとって、重要な試合となるだろう
チーム状況と今後の展望
チームは2日からの本拠地6連戦で2勝4敗と負け越しており、残り18試合で横浜DeNAとは3.5ゲーム差の厳しい状況にあるこの中で金丸が先発として起用される意義は大きい
金丸は「1軍のマウンドで投げると思って2軍で投げてきた
この試合は大事なので、自分の投球ができるよう頑張る」と責務を重く受け止めている
金丸夢斗投手の復帰は、中日ドラゴンズにとって重要なニュースだ。先発投手としての役割を担うことの責任感を感じつつ、明るい未来への期待も膨らむ。彼の成長がチームの勝利に結びつくことを願う。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球において、各球団は毎年若手選手を選抜するドラフトを行い、その中で最も優秀な選手として1位指名されることを指します。
- 防御率とは?:投手がどれだけ安定して投球できているかを示す指標で、1試合あたりに与えた得点を表します。数値が低いほど良い投手とされています。
- 先発投手とは?:試合の開始から投げる投手のことで、試合の結果に大きな影響を与えることから、非常に重要な役割を担っています。

