ナショナルズ・小笠原、マーリンズ戦での登板が不調に終わる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マーリンズ戦に3番手で登板した小笠原慎之介投手の苦難

【MLB】日本時間の9日、ナショナルズの小笠原慎之介投手が敵地マイアミで行われたマーリンズ戦において、3番手投手として登板しました

しかし、結果は芳しくなく、5失点を記録しました

先に引き続いて行われた試合では、ナショナルズは15対7でマーリンズに勝利したものの、小笠原の登板はチーム全体の成功とは対照的な苦しいものでした

小笠原投手は、8回表に11点リードの場面でマウンドに上がりました

まず1死後、連続して四球を与え、ピンチを招くと、続いてアコスタ選手に左前適時打を打たれ、さらにメサJr.選手には1号3ランを浴びて、一挙に4失点を許してしまいました

9回も続投しましたが、先頭打者のマーシー選手に5号ソロを打たれるなど、失点が続きました

最終的には2回を投げて4安打2四球1奪三振での5失点となり、防御率は6.83に悪化しました

小笠原選手はオフに中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年350万ドル(約5億1800万円)で契約しました

今季16試合目の登板を迎えた彼は、7月のメジャー初昇格時には先発投手として2試合に登板しましたが、結果を残せず、8月には再昇格後、中継ぎとしての役割を担っています

8月14日には、4球の投球でメジャー初勝利を記録したものの、前回5日のカブス戦では2回2失点に抑えられており、今回の登板も信頼を勝ち取るうえで苦しい内容となってしまいました

小笠原選手の今回の登板内容は厳しいものでした。特に四球を与えてしまい、ピンチを広げる場面が多く見受けられました。メジャーリーグでの適応には時間がかかる場合がありますが、継続して結果を出すためには課題を克服していく必要があるでしょう。次回の登板が期待されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは、日本のプロ野球から海外のリーグ(特にメジャーリーグ)に選手が移籍する際に、チームが選手を移籍させるために他のチームに権利を渡す制度です。これにより、選手の移籍先チームは移籍元チームに対して一定の金額を支払う必要があり、選手は新しいチームと契約を結ぶことができます。
  • 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標の一つで、投手が9回投げた場合にどれだけ失点をしているかを表します。低い防御率ほど良い成績とされ、1.00未満は非常に優れた投手と言えます。小笠原の防御率が6.83であることは、彼の投球内容があまり良くないことを示しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。