これは今季の2軍戦での初先発となります
代木投手は、4回を投げ、71球を投じて4安打無失点、さらに2奪三振を記録しました
初回には1死一塁、2回には2死二、三塁と走者を背負う場面もありましたが、冷静に対応し得点を許しませんでした
特に3回には、この日初めての3者凡退を達成し、安定感を見せました
4回は先頭打者からヒットを許すも、8番打者の片山選手を内角145キロのストレートで遊ゴロに打ち取り、無失点で降板しました
最速147キロの直球に加え、カーブ、カットボール、フォークボールと多彩な球種を駆使し、的を絞らせないピッチングを展開しました
試合後、代木投手は「緊張感のある中で投げられたのは次につながると思います」とコメント
自身の投球に対しても「カウントを取りたい場面で取りきれず、球数が増えてしまった
また、バッター有利に進めてしまい、勝負どころで決めきれなかったので次に生かしていきたいです」と反省の弁を述べました
代木大和投手の今月の復帰戦は、昨年の手術からの大きな一歩を意味します。試合での無失点投球はその能力の高さを示しており、ファンにとっても頼もしい知らせです。今後、彼が1軍での活躍を果たすことが期待されます。さらに、トミー・ジョン手術後にパフォーマンスを取り戻す選手の可能性を示す好例とも言えるでしょう。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は肘の内側にある靱帯を修復する手術で、主に野球選手が受けることが多いです。この手術を受けた選手の多くは、術後に復帰しても高いパフォーマンスを発揮することが期待されています。
- イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは、日本のプロ野球における2軍のリーグで、主に若手選手や故障から復帰を目指す選手がプレーします。これによって選手は実戦経験を積みながら一軍昇格を狙います。
- 奪三振とは?:奪三振は、ピッチャーが打者を三振に打ち取ることを指します。これは投手力を示す重要な指標であり、三振を多く奪うことで相手打線を抑えることができます。

