広島・床田寛樹、巨人戦で打撃と投球の両面で試練を受ける

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◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(9日・東京ドーム) プロ野球セ・リーグの試合で、広島東洋カープの床田寛樹投手が苦しい内容の投球を展開した

初回に打者一巡の猛攻を許し、7安打6失点という結果は明らかに彼の今季のパフォーマンスの低下を示唆している

床田は初回、先頭の丸佳浩選手が放った痛烈なライナーを幸運にも自身のグラブで受け止めたが、その後、巨人打線が活発に攻め立てることとなった

巨人打線は中越えの二塁打を放ったキャベッジ選手を皮切りに、1死一、三塁のチャンスを作り出し、岡本和真選手の中前適時打で試合を同点に戻した

さらに、続く1死満塁の場面では中山選手に勝ち越し打を浴び、その後リチャード選手に満塁本塁打を許す失態を演じた

これにより、広島は巨人に追い上げられる形となり、5.5ゲーム差で2位に迫られることになった

床田にとって、この試合は前回の登板であった2日のDeNA戦(マツダスタジアム)で2回7失点という結果を引きずる形となった

初回だけで30球を要し、明らかな苦戦を強いられた床田ではあったが、その後の打席では意外な一面を見せることとなる

2回無死一塁の場面で、彼は巨人の戸郷投手が投じた146キロの直球を完璧に捉え、右越えのプロ入り1号2ランを放った

彼が密かに目指していた初本塁打は喜ばしい瞬間であったが、その後の炎上によって笑顔はなかった

床田寛樹選手の試合は、彼の打撃能力と投球力が試される瞬間となった。6失点を喫した投球内容は厳しいものだったが、プロ初本塁打を放ったことは彼にとって重要な経験となる。両面での成長が期待される中、今後の奮起が待たれる。
キーワード解説

  • 床田寛樹とは?:プロ野球選手で広島東洋カープに所属する投手。彼は多彩な変化球を持ち味にしており、登板ごとに高い期待がかかる選手である。
  • ホームランとは?:野球において、打者がボールを打って一塁以上のベースを全て回り、得点を挙げるプレーのこと。特に、満塁本塁打は試合の流れを大きく変える要因となる。
  • 中越えとは?:打球がフェンスの中間部分を越え、スタンドに入ることを指す。特にパワーヒッターが打つことが多い。

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