戸郷選手は5回の投球で4失点を喫しましたが、味方打線の活躍によって今季6勝目の権利を獲得しました
試合の流れ
試合は初回から動きがありました戸郷投手は1アウト2塁の場面で小園海斗選手に先制タイムリーヒットを許します
しかし続く打者から2度のフォアボールを与え、2アウト満塁の形になりましたが、後続のバッターを抑え、最少失点で切り抜けました
その後、巨人の打線は直ちに反撃
初回終了時には一挙6得点を挙げ、逆転に成功します
しかし、2回には広島の先発投手、床田寛樹選手から2ランホームランを浴び、スコアは3点差に縮まります
戸郷投手の投球内容
3回と4回には無失点に抑え、5回にも坂倉将吾選手にタイムリーヒットを打たれるものの、後続の打者を空振り三振に仕留めて失点を最小限に抑えました戸郷投手は5回を投げ切り、109球を投じ、8安打、8奪三振、2与四球を記録しました
内海コーチのコメント
自身のピッチングに厳しい目を持つ内海コーチは、「ストライクとボールがはっきりしているここぞという時のコントロールがアバウトすぎる」と評価した上で、戸郷選手の今後の投球に期待を寄せていました
また、「ここまでは、戸郷らしいピッチングができていないが、経験もある選手なので、中盤以降しっかり修正して投球してほしい」とコメントしました
今回の試合では、戸郷投手が4失点にもかかわらず、チームの得点援護によって6勝目の権利を得ました。投手としての課題は残っていますが、打線がしっかりとサポートして勝利に導いたことが特筆すべきポイントです。これからの試合でも戸郷投手が期待に応える投球を見せてくれることを願っています。
キーワード解説
- フォアボールとは？：バッターが4球のボールの投球を受け、塁に出られることを言います。
- タイムリーヒットとは？：得点が入る打球のことで、守備側にとっては非常に不利です。
- 奪三振とは？：投手がバッターを3回振らせてアウトにすることを指します。
