この試合で特に目を引いたのは、オリックスの西川選手の活躍です
7回の同点の場面で1死満塁のチャンスを迎え、西川選手は「低めのボールを外野まで」と狙いを定め、対戦相手の右腕・沢村選手が投げた151キロの真ん中低めの球を力強く打ち返しました
この結果、右中間を破る2点適時二塁打となり、試合の勝利に大きく貢献しました
この試合は西川選手にとって9月8試合目での5度目のマルチ安打であり、彼の打率はこの日で.318に上昇しました
西川選手は、「ちょっとは良くなってきたかな」と自己分析をしつつも、「もったいない打席をもっと減らせれば」とさらなる向上を目指しています
今後、11日と13日にはいずれも5打席に立つ予定で、そうなれば規定打席に到達し、打率のリーグトップに立つ可能性もあります
西川選手は、「最終的に(規定に)立てればいいですけど
まずは結果を出すだけ」と語っています
また、試合後、西川選手は社会人時代の古巣・王子が都市対抗を制覇したことを祝い、同じく王子出身の高島選手とともにサイン入りユニフォームをプレゼントするなど、仲間を大切にする姿勢を見せました
さらに、オリックスの後輩である麦谷選手のプロ初本塁打を祝って高級バッグを贈るなど、兄貴分としての温かい支援も行っています
この試合の勝利はZOZOマリンでの2年ぶりの勝ち越しを意味し、西川選手の活躍がチームを勢いづけました
今回の試合での西川選手のパフォーマンスは、彼の成長を強く印象づけるものでした。特に、同点の場面での2点適時二塁打は、チームにとって非常に重要な局面での決定打であり、彼の精神力と集中力が伺えます。また、仲間を大切にする姿勢も素晴らしく、チーム全体を引っ張る存在としての役割を果たしています。
キーワード解説
- マルチ安打とは?:1試合で2安打以上を記録することを指します。選手の調子の良さを示す指標の一つです。
- 打率とは?:選手が打席に立った際の安打数をその打席数で割った数値で、選手の打撃力を示します。
- 適時打とは?:走者がいる状況で打たれたヒットのことを指し、得点につながる重要な役割を果たします。

