ソフトバンクが8月の月間MVPを独占、牧原大成と上沢直之が受賞

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福岡ソフトバンクホークスが8月の月間MVPを独占、牧原大成と上沢直之が受賞

プロ野球の8月の月間最優秀選手(MVP)が10日に発表されました

福岡ソフトバンクホークスから打者部門の牧原大成選手(32歳)と投手部門の上沢直之選手(31歳)がそれぞれ選出されました

牧原はプロ15年目で初めての受賞、上沢は日本ハム時代以来2度目の受賞となります

牧原大成の成績とプレースタイル

8月の牧原は24試合に出場し、リーグトップの37安打を記録しました

打率は3割8分5厘、3本塁打、18打点という素晴らしい成績を残しました

この打率はリーグ2位に相当します

牧原自身は「数字に関しては意識せず、一試合、一試合、勝ちたいという気持ちでプレーしていました」と振り返っています

多様な守備位置とチームへの貢献

牧原は内外野を守れるマルチプレイヤーであり、8月には二塁だけでなく、左翼、中堅、右翼でも先発出場しました

昨季は二塁に専念していましたが、今季はケガ人が出た際はどこでも守る意向を小久保裕紀監督に伝えており、その姿勢が出場機会増加につながっています

上沢直之の投手成績

上沢選手は今シーズンからソフトバンクに加入し、4試合に登板して4勝無敗、防御率1.73を記録しています

彼の勝ち星は10勝に達し、チーム内ではモイネロ、大関友久、有原航平と並ぶ「2桁勝利カルテット」の一員となりました

これは2005年以来20年ぶりの快挙です

競争意識の高い上沢選手
上沢は「モイネロや大関、有原さんに追いつきたい」と意気込んでおり、彼らを追い抜くことを目標に日々努力しています

また、最近では奪三振数も増加しており、フォークボールの精度向上にも取り組んでいます

「他の投手との会話がとても役立っています」と話しています

育成出身の牧原と新戦力の上沢がともにチームの勝利に大きく貢献していることが、今シーズンのソフトバンクをさらに強固なものにしています

今回の月間MVP受賞者、牧原選手と上沢選手の活躍はチームにとって大きな励みとなっています。特に、牧原選手のマルチポジションでの活躍と上沢選手の安定した投球は、ソフトバンクホークスにとって非常に重要な要素です。今後の試合でも、この二人の活躍を期待したいところです。
キーワード解説

  • 月間MVPとは?プロ野球において、ある月の間に最も優れた成績を残した選手に贈られる称号のことです。
  • 打率とは?バッターが打席に立ってヒットを打つ確率を示す指標で、打数に対する安打数の割合です。
  • 防御率とは?投手が自責点を防ぐ能力を示す数値で、1試合あたり自責点がいくつになるかを表します。
  • 奪三振数とは?投手が三振を奪った数で、投手の制球力や力強さの指標とされています。

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